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学部・研究科レポート

2018.07.24

夏のオープンキャンパス法学部模擬授業「もうひとつの予告編」その3―8月4日(土)俳優たちの権利〔知的財産法〕

 7月21日(土)と22日(日)の2日間にわたって行われた、夏のオープンキャンパス第一弾にご来場の皆様、ありがとうございました。

 さて、二週間後の8月4日(土)と5日(日)には、さっそく夏のオープンキャンパス第二弾があります。まずは8月4日(土)に行われる法学部模擬授業について、全学のホームページに掲載された予告編より少しだけ詳しい「もうひとつの予告編」をお送りします。続きはぜひ、当日のオープンキャンパスでお聞きください!

人気俳優たちの飯のタネ~TVドラマの舞台裏~[知的財産法]

20180804模擬授業「もうひとつの予告編」.jpg


法学部 准教授 松平 光徳

 自分たちのタレント性を武器にして、それを売り物にする人気俳優たち。TVドラマや映画に出ている人気俳優たちには、どんな「権利」があると思いますか?

 TVドラマや映画は、だれが出演しているかによって、観てみようと思ったりもしますね。ドラマや映画の面白さは、それを制作した監督やプロデューサー/ディレクターたちだけでなく、むしろ、その役を演じる俳優たちの個性に左右されます。それでは、人気俳優たちのその貢献は、どうやって評価されるのでしょうか。

 著作物を創作した人には「著作権」というものが認められます。ここでは、TVドラマや映画が著作物に当たり、それを創作した監督、TV局が著作者になります。ところが、俳優たちは、TVドラマや映画を創作した著作者には当たらす、著作権で保護されることはできません。
 
 そのかわりに、その作品を魅力的に世の中に伝える重要な役割を演じたことで、「著作権」と似たような権利として「著作隣接権」というものが認められます。その権利の中身はどのようなものか、一緒に考えてみましょう。

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