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学部・研究科レポート

2018.05.16

学習室主催の公務員進路別説明会が開催されました(2)―警察官編

 4月25日(水)に行われた「公務員・資格試験学習室」主催の公務員進路別説明会のうち、今回は、警察官志望者のための説明会を担当した竹内准教授からのメッセージをお届けします。


法学部 准教授 竹内 健互

 警察パートでは、「警察官になるために何が必要か」をテーマとして、1~3年生向けに説明を行いました。今回は、例えば、「1年生なら今何をすべきか」というように、学年ごとに試験対策として具体的に何をすべきかにフォーカスを当てました。そうすることで、何をいつまでに行うべきかがはっきりと意識できるようになるからです。

 当日は、1年生も多く参加していたので、前半部分では、「警察官」とはどのような公務員なのかという点にまでさかのぼってお話しをしました。

 わが国には、国の警察機構と都道府県の警察組織があるわけですが、私たちが日ごろイメージする、パトロールしたり交番で勤務したりする警察官は、このうち各都道府県の警察組織に所属する地方の警察官に当たりますので、「都道府県」の職員という一面を持っています。こうした基本の基本をはじめ、当日は、さらに警察職員の定員や階級制度、試験倍率などについて、データに基づいて掘り下げた説明を行いました。

20180516学習室主催公務員進路別説明会(2)―警察官編.jpg

 ところで、「警察官採用試験」と聞くと、「全国統一で共通だ」という印象を持ちがちですが、実際には、採用試験は「都道府県」単位で実施されます。試験対策に関しては、各都道府県である程度共通する部分と、異なる部分を選別することが先決です。とはいえ、どの都道府県でも、たいてい教養試験や論作文試験は課されるので、これらの関門を避けて通ることはできません。

 そこで、後半部分ではさらに、警視庁の実際の過去問を素材として、教養試験の出題傾向や配点割合、論作文試験の出題傾向などにつき、ワークシートを用いて全員で分析を行いました。そして、どの科目にどれくらいのウェイトを置いて勉強すべきか、本学のカリキュラムや支援体制との関係でどのような科目を積極的に履修すべきか、などについて確認をしました。

 当日は、例年以上に多くの学生が参加してくれましたが、そのうち一人でも多くの学生が警察官になりたいという夢を実現してくれることを願ってやみません。

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