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学部・研究科レポート

2018.08.20

'18サマースクール型AO講師からのメッセージ(1)カフェの営業許可

 今年度も、8月7日(火)と8日(水)に、サマースクール型AO入試の講義が行われました。講義を担当した教員が、講義内容について解説いたします。まずは、8日(水)の法学部の講義を担当した倉島准教授の解説をお送りします。


20180810サマースクール型AO講師からのメッセージ01.jpg 

法学部准教授 倉島安司

 8月8日(水)の法学部サマースクールの講義テーマは、「カフェを始めよう!でも勝手に始めていいのかな?」でした。この講義では、カフェやレストランなどの食品を扱う営業を行うために必要な「営業許可」について、この制度のポイントや必要性などをお話ししました。

 この講義ではまず、法律に関する基本を学んだあとで、食品衛生法という法律を紹介し、カフェやレストランなどを始めるためには、この法律に定められた営業許可を都道府県知事からもらわなければならないことを述べました。そしてこの営業許可について、許可の種類や手続きなどをくわしく解説しました。

 また講義の最後には、このような営業許可制度の背景にあるのはどのような社会なのか、営業許可制度が必要とされているのはなぜかなど、法学部では法律をどのような観点から学んでいくのかが垣間見えるようなお話をしました。ただ目の前にある制度を覚えるのではなく、法制度を本当に理解するということについて、考えていただけたと思います。

 今回の講義を通じて、日頃コーヒーを飲んでいるカフェのような身近な存在にも、法律の規制がしっかりと存在することを知っていただき、社会の中で法律がはたす役割りについて少しでも考えていただければと思います。

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