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学部・研究科レポート
2017.07.03
夏のオープンキャンパス法学部模擬授業「もうひとつの予告編」その1―7月23日(日)モノマネと著作権
7月22日(土)と23日(日)の2日間にわたって、夏のオープンキャンパス第一弾が開催されます。この2日間で行われる法学部の模擬授業の中身を、全学のホームページに掲載された予告編より、ちょっとだけ詳しくお知らせします。
まずは2日目の7月23日(日)にある模擬授業の、「もうひとつの予告編」をお送りします。続きはぜひ、当日のオープンキャンパスでお聞きください!
「モノマネ」は著作権法に違反するの?〔知的財産法〕
法学部准教授 松平光徳
7月23日(日)の法学部模擬授業のテーマは、モノマネと著作権法との関係についてです。
タダで音楽をコピーするのは、著作権侵害で問題になるかもしれない。そうですよね。それでは、声や表情をまねて歌う「モノマネ」はどうでしょうか?
みんなやってるし、問題ないと思う人も多いでしょうが、もしかしたら、他人の歌を勝手にまねするのは無断コピーと同じで著作権侵害になるかも...と思う人もいるかもしれません。やっぱり本人の歌や踊りをパクるわけですから、少し後ろめたい気もするし...。
芸能人や有名人のモノマネは著作権法と何か関係があって、歌手の歌い方や声、踊り、しぐさや表情をまねるのは、著作権法に引っかかる問題が起きるのでしょうか?
ポイントは、著作権法が何を保護しようとしているのか、そして何をすると誰のどんな権利を侵害することになるのか、ということです。ものまね芸人がする場合と普通の高校生がする場合とでは違うし、「モノマネ」の仕方でも違ってくるかもしれません。
そこにどんな違いがあるのか、一緒に考えてみましょう。