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学部・研究科レポート
2019.10.02
中華圏周遊の旅 その3
現代文化学部教授 天野 宏司
新竹動物園
天野は台湾中部にある新竹市は、年1度ほど訪れています。この地にはライチ(茘枝)狩が出来る農園がありそこを訪れるのですが、そもそもライチ狩は年2週間ほどしか適切なシーズンがないので、空振りに終わる年もあったりします。この新竹市には1936年日本統治時代に開園した、台湾で一番古い新竹市立動物園があり、新竹に行くたびに訪問しています。ところがこの動物園は2017年から改装のため休園に入っていたため、しばらく行くことができませんでした。このたび新竹市立動物園が一部改装が終わり8月17日(土)~8月28日(水)まで、予約制でカバのエリアを中心に公開しているというので訪れることにしました。予約枠は960人分あったそうですが、ものの3分で埋まってしまったとのことでした。
写真左は改装前後の通称「ゾウの門」という、改装前には出口に使用していた箇所です。正直昔は、薄汚れたゾウがにょっきりと出ていたのですが、改装時に門脇の建物は撤去し、ゾウの色も開業当時のものに近いように復元して塗り直しているそうです。新竹市立動物園には、日本人スタッフの岡元氏がおられ、彼女の案内で園内を案内してもらいました(改装後のゾウの門で天野と一緒に写っているのは新竹市立動物園長の楊氏)。
カバの展示スペースは、昔に比べ柵がなくなり若干広くなったようでした。このほか猿の展示スペースや植物園、AVホールなどを見せてもらうことができました。予定では2019年末には、残り4/5の改装も終わり再開園を迎えるはずですが若干工事が遅れているのが気になります。
2020年の夏には再訪の予定でいますので、改装なった新竹市立動物園をゆっくり堪能したいと思います。