全学研修会(全学FD)

オンラインで学んでいるのは、学生たちばかりではありません。12月10日(木)に開催された全学研修会は、ZoomによるWEBセミナー形式にて開催されました。FDとは、大学全体で取り組む教育内容や方法等に関する研修活動を指しますが、今回は、数理・データサイエンス教育のあり方について、検討しました。

今年の新語・流行語から

今年も、そろそろ年賀はがきの心配をする季節となりました。1年も終わりに近づくこの季節になると、新語・流行語大賞のノミネート語が発表され、その年のさまざまな出来事などをあらためて思い返すことになります。今年のノミネート語をみると、「アベノマスク」「3密(三つの密)」、「ソーシャルディスタンス」、「PCR検査」など新型コロナウイルス感染症に関係した用語が並び、つくづく新型コロナウイルスに振り回された年だったことがわかります。

秋学期の開始

新型コロナウイルスとの戦いも、長期戦となりました。現在は、感染拡大をいかにして防止するかということに加えて、社会経済活動をできる範囲で再開し、人々の生活を守るための方策を検討することが課題となっています。たしかにこの感染症の拡大が与える経済への影響は深刻で、直近の数字をみても、GDP(国内総生産)は、大幅な落ち込みをみせています。

夏休みに向けて

学生の皆さんへ

いよいよ春学期は終わり、夏休みが目前となりました。この春学期の授業は、結局すべてオンラインでの実施となりました。もちろん、オンライン(遠隔授業)にも、さまざまなメリットはありますが、やはり皆さんと直接会って、いろいろとお話しできなかったのは、心から残念です。特に1年次生の皆さんは、心待ちにしていたキャンパスライフの体験ができず、悔しい思いをしているのではないでしょうか。

オンライン授業

江戸時代の豪商である紀伊国屋文左衛門のミカン船伝説の話をご存知でしょうか。ある年、嵐で航路が閉ざされ、江戸の町ではミカンの入荷が滞り、その値段が高騰します。そこに目をつけた文左衛門が、安い紀州のミカンを買い集めて船に積み込み、嵐の中を江戸に運び、巨利を得たというお話です。実話かどうかは知りませんが、地域における商品の価格差を利用して、大儲けをするというのは、この時代の商売の重要な戦略であったのです。

保護者の皆様へ

例年ならば新緑のすがすがしい季節の中、豊かな自然に囲まれたキャンパスで学生たちとにぎやかに授業や課外活動を始めていてるはずでした。しかし、新型コロナウイルスの感染を防ぐための緊急事態宣言が出され、大学としても学生たちの安全を図ることを最優先に考えて以下の対応をとることにいたしました。

学生の皆さんへ

皆さんは毎日、何をして過ごしていますか。いろいろとやりたいことはあると思いますが、何もできなくてストレスがたまっていることでしょう。しかし、今は我慢の時です。不要不急の外出は避けて、できるだけ家にいることにしましょう。私も、我慢します。

今年の3月

3月は、私たち教員にとってうれしさや安堵感と一抹の寂しさが心の中で同居する特別な季節です。言うまでもなく、卒業生を送り出す月だからです。学位記授与式とそれに続くコメンスメントパーティー(卒業祝賀・謝恩パーティー)で立派に卒業していく学生たちを見送るのは、毎年教師冥利につきる時間です。卒業の式典やパーティーは大学にとって、たいへん大切な行事です。

米百俵

年明けから、小さな論文を書いています。今回は、日本の輸出陶磁器業の最大の産地であった名古屋を事例に、太平洋戦争の時期を挟んで、戦前と戦後では何が変わったのか、あるいは変わらなかったのかについて、検討しています。そのためか、ここのところ論文を離れても、戦争の被害やそこからの復興について、ぼんやりと考えています。

フィンランド

いよいよ師走となり、街を歩くとクリスマスソングが聴こえてくる季節となりました。日本人にとってのクリスマスというと、電飾で彩られたもみの木のツリーとか、赤い服を着て白いヒゲを蓄えたサンタクロースのイメージが強いのではないでしょうか。