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2025.11.06

本学から2名の学生が日本中国文化交流協会大学生訪中団に参加しました

今年も本学から2名の学生が大学生訪中団に加わり、9月末に中国の上海市、湖南省、北京市を訪問しました。二人の学生は共に初めての中国行きとなりましたが、短い時間の中、たいへんよい経験をしてきました。

日中文化交流を通して学んだこと

私は、中国の歴史や文化、食べ物に関心があり、実際に現地に赴いて体験したいと思い、今回の日本中国文化交流協会大学生訪中団のプログラムに参加しました。

1週間の滞在では、人との出会いをはじめ、歴史的建造物や文化、本場の中華料理など、心に残る体験が数多くありました。世界遺産である万里の長城に登ったり、博物館で中国の歴史を学んだり、農村を訪問して伝統的な食べ物や音楽、暮らしに触れたりしました。
その中でも特に心に残ったのは、湖南大学で中国の大学生とディスカッションをしたことです。各班で異なるテーマが設けられており、私たちの班では「将来の夢」や「両国の関係について」等の話し合いをしました。同世代の中国の学生とこのようなテーマで語り合う機会は貴重で、多くの学びを得ることができました。お互いの文化や価値観を理解し合い、より深い交流をしていきたいという思いを共有できたことが、何よりもうれしかったです。
1週間という短い期間でしたが、学びと発見にあふれた、充実した1週間でした。
メディア情報学部2年 中井陽菜

中国での貴重な経験

私が訪中団として中国へ行き、大学生活ではできないようなとても貴重な経験ができたと感じています。

一つ目は、現地の学生との交流です。なぜなら今まで中国の方々とこんなに長く共通の議題について話し合うということは無かったからです。普段アルバイト中に海外の方の接客をすることがありますが、その場合はほとんどジェスチャーで伝えています。しかし今回は日本語で少し話してみたり、スマートフォンで翻訳をしてお互いの国の言語にして伝えてみたりするなどお互いに歩み寄りながら会話することが貴重な経験だと感じました。授業で習った文章を言ったり、翻訳して出てきた中国語の拼音を話したりして、その言葉が通じた時とても嬉しかったです。今までにない貴重な経験となりました。

二つ目は、万里の長城での出来事です。階段を下っている際に途中、左右に人がいて急な階段の真ん中を手すりなしで歩かなければならなかった事がありました。とても急な所で怖いなと思って立ち止まっていたら、手すり側にいた海外の観光客の方が手を差し伸べてくださいました。そのとき、とても心が温かくなりました。日本語は通じていないようでしたが私の怖がっている様子を見て、手を差し伸べてくれたのだと思うととても嬉しくなりました。観光地で海外の方との素敵な思い出ができました。

三つ目は、食事です。今までに食べたことのない料理を回転テーブルで食べられたことです。鴨がそのまま焼かれたり煮られたりして出てくる料理は日本では提供されるところがあまり多くありません。毎日辛いものを食べたり、日本ではあまり食べてこなかったものを普段使わない回転テーブルで食べられたりしたことがいい思い出になったと思います。食事の時に初めて話す人もいて班の皆さん以外の人とも話せる機会になりました。
その他にも、他の大学の方々や先輩とお話ができたり、日本のキャラクターのものが中国のスーパーで販売されているのを見つけたり、中国の新幹線に乗ることができたり、オリンピックの会場が見えたり、飲み物を注文してみたり、今までにできていなかったことがたくさん経験できた旅になりました。参加していなければ見たことがない、知らないままだった事も今後出会わないものもあったと思います。大学に通っているだけではできなかったと知らなかったことを見て学ぶことができました。今回の訪中団に参加することができてよかったです。今回行くことのできなかった中国の観光地にいつか行ってみたいと思います。
メディア情報学部2年 加藤碧衣
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