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2025.03.28

青梅市立新町中学校で学生たちが授業を行いました(1)

3月6日(木)に青梅市立新町中学校でスポーツ科学部の学生11名が、中学3年生・約160名に対して救急処置に関する授業を実施しました。

2024年11月に青梅市と連携協定を結んだご縁で、校長先生からお声掛けいただき、学びを実践する場として中学校で授業を実施する運びとなりました。

参加したのは、スポーツ科学部3年生11名。 スポーツ科学部では1年次に「救急処置法」という必修授業で救急処置に関して学んでいますが、今回は、その中でもAEDを用いた「心肺蘇生」について授業を行うことになりました。

「教わる」立場から「教える」立場に。しかも実技を交えます。 学生たちは勉強会を重ね、自身の理解を深めるとともに、どうやったらわかりやすく伝達できるか意見交換を行い、教員からのアドバイスも参考にしながら、指導案を練りました。
「救急処置法」の担当教員や救命救急や医療現場に携わっている方にもご協力いただき、専門的な見地から、心肺蘇生法の重要さ・難しさについて、さらに理解を深め、何度も模擬授業も重ねて挑んだ当日。

緊張していた学生たちも、練習の成果を発揮し、生徒の反応に合わせて柔軟に対応できていました。中学生からの質問や難しい問いにも丁寧に答えられていたのも、自分の言葉で説明できるようになるまでしっかりと学んだからでしょう。
青梅市立新町中学校の先生からは、「要点を抑えていて大変明確でわかりやすかった」「大学生という年齢の近しい人に教えてもらえて生徒も喜んでいた」とありがたいお言葉を頂戴しました。

今回、授業を行ったスポーツ科学部の学生たちは、全員が教職課程履修者。人に伝える難しさ、多くの人に教えるという難しさを身に染みて感じていましたが、一方で教える楽しさも実感できたようです。今回の経験は、4年次に迎える教育実習でも大いに役立つことでしょう。さらなる活躍を期待したいところです。

青梅市立新町中学校のみなさん、ありがとうございました。

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