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  3. 本学から2名の学生が訪中団に加わりました

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日本中国文化交流協会大学生訪中団は、総勢129名の大学生の参加で、この秋上海、麗江、北京を訪問しました。1956年に創設された当協会は、日本と中国の文学、芸術、スポーツなど多方面においての民間交流を推進する事業を展開してきました。今回の中国訪問は三年ぶりの第7回目の実施となり、本学から2名の学生が訪中団に加わることができました。
日中関係がきわめて冷え込んでいる時期の訪中ということで、誰もが不安を抱いていましたが、訪問した先々で現地の人々と触れあい、二人は自分自身で中国を見聞き、感じてきました。「百聞は一見に如かず」の言葉の通り、彼らは実際に体験し視野を広げることができました。このような貴重な機会を大切にし、今後も多くの学生を送ることができればと願うばかりです。

遊覧船から見た上海の夜景

心理学部2年 堀切雄介

私は9月3日から9日までの7日間、日本大学生訪中団のメンバーとして中国へ訪問いたしました。その7日間は毎日がとても充実したものであり、多くの場所や人々、食べ物を通して中国についての理解を深めることができました。その中で最も印象に残っているのは、上海の遊覧船から夜景を見た時のことです。これまで景色を見て感動するということがあまりなかったのですが、夜の上海の輝かしさに圧倒され、その景色に心を奪われたことを今でもよく覚えています。
今回の中国訪問では3都市を周りましたが、どの都市でも関わった方々が親切で、私たち日本人にもとても丁寧に対応してくれました。日中関係が好調とは言いづらい昨今でさえも暖かく迎えてくれて、民間での交流の大切さを実感しています。
黄浦江遊覧船からの光景
上海国際会議センター

中国を訪ねてみて

メディア情報学部2年 安藤優作

私は、今回の大学生訪中団で初めて中国を訪れました。
中国に対して感じていたイメージは国土が広く人口が多いこと、また軍事力の強さなど漠然としたものしか持っていませんでした。実際に国土の大きさは道路の直線が長かったり、上海大学では構内で自転車やバイクで移動していたりと実感する場面が多くありました。また、政治色も感じられ、至る所にあった政治スローガンには驚きました。
しかしそれ以上に中国文化の素晴らしさや、人々の温かさも実感しました。特に雲南省の麗江では、ナシ族の文化を主に見て少数民族に対する知見や興味が深まりました。麗江で買い物をした際、私たちは日本から来ていると知っていても、終始笑顔でいろいろなことを聞いたり、店を出る際は見送りしてくれたりと、とても親切にしてもらったことが印象に残っています。上海では上海都市計画展示館を見学し、上海の都市の大きさと今後の展望について知ることができました。また、接してくれた人たちみな優しく、ガイドをはじめ、上海大学の学生が中国のことを沢山教えてくれました。上海で遊覧船に乗った時、中国の協会の方とお話しをさせてもらい、人々の温かさを感じました。
今回の経験は、今まで知らなかった中国について多く学ぶ良い機会となりました。今後さらに多く学び、日中の架け橋の一翼を担っていけるよう努力していきたいと思います。
上海|豫園
雲南省|麗江・玉龍雪山
麗江・玉龍雪山での「印象・麗江」の舞台鑑賞
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