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2023.10.04

駿大生が参加の英語多読学習のボランティア活動で、地域の小中学生が笑顔に

グローバル教育センターでは、大学で学んだ英語を生かし、実社会で活躍できる学生の育成に取り組んでいます。今回は大学の教室を飛び出し、英語教育のボランティア活動に挑戦している駿大生をご紹介します。
グローバル教育センターの教員が担当する一部の英語授業では、イギリスの小学校で用いられているやさしい絵本を用いた「多読」学習を試験的に取り入れています。「多読」とは、辞書を使わずに大量の洋書を読む学習法です。これにより、読書速度が上がる、英語読書に自信がつくなど英語習得に効果があるといわれています。授業中、学生全員が毎回の授業で10分から15分ほど英語の絵本を集中的に読んでいます。

今年の夏、2名の駿大生が、「英語多読学習のたのしさを伝えたい」と、地域の小中学生向けの英語多読学習の普及ボランティア活動に参加しました。参加したのは、東京都昭島市のアキシマエンシス(昭島市民図書館)で行われた「小中学生のための夏休み英語多読講座」です。このボランティア活動は、地域の活性化に役立つとして、東京都昭島市の令和5年度市民活動支援助成事業にも採択されています。夏休み期間の7月30日・8月27日の2日間で開催され、両日ともグローバル教育センターの三上助教が講師を務めました。

同講座には、昭島市の小学1年生から中学1年生12名とその保護者10名が参加しました。
会場では、駿大生がサポートしながら、小学生が英語絵本を読み進めました。初めての英語多読学習の体験に緊張していた小中学生に対し、駿大生が優しく声を掛けてくれたおかげで、会場は笑い声と笑顔にあふれるなごやかな雰囲気につつまれていました。

このボランティア活動に参加した心理学部2年生のS.Mさんは、「今回の英語多読体験は、小中学生にとって、学校では味わえない英語体験であり、英語へ関心を持つきっかけになったと思う。私もボランティアとして参加し、参加者から楽しかったという言葉が聞けたことがとても嬉しい」と充実感を感じていました。

もう一人のボランティア参加者である経営経済学部1年のM.Kさんは、「自分自身が、小さい頃にこうした英語学習の機会を得たかったので、今回の英語多読体験のボランティアに参加してとても有意義だった」と感想を語ってくれました。

グローバル教育センターでは、語学を通じ、駿大生がさらに経験や視野を広げられるよう今後も支援していきます。
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