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学部・研究科レポート
7月23日、7月24日 オープンキャンパス 心理学部模擬授業のご紹介
7月23日(土)および7月24日(日)に開催予定のオープンキャンパスは、引き続き新型コロナウィルス感染予防対策をおこないながら、飯能キャンパスにて完全事前予約制での開催となります。
7月23日には藤掛助教が、また7月24日には藤川教授が心理学部の模擬授業を担当されます。このページでは模擬授業の中身を少しだけご紹介します。駿河台大学で心理学を身近に体験してみませんか?
7月23日(土)
「発達心理学入門 子どもの絵って『ヘタ』なの?」
7月24日(日)
「臨床心理学入門~こころを軽くする3つの方法~」
7月23日 模擬授業
■ 教員紹介
氏名:藤掛友希
専門分野:描画テスト・描画療法、発達心理学
主な担当科目:発達心理学、キャリア心理学
■ 模擬授業内容
7月23日(土)の心理学部の模擬授業のテーマは「発達心理学入門 子どもの絵って『ヘタ』なの?」です。
みなさん、幼稚園や保育園、小学校や中学校などで、色々な機会に絵を描くということがあったのではないかと思います。時に、授業などではなく自ら絵を描くこともあったでしょう。
人の発達は、もちろん身体の面での成長だけでなく、言葉や思考、気持ち、人との関係性といった心の側面でもさまざまに成長をしていきます。そのようななかで、描画は、特に言葉では全てを言い表すことの難しい年齢にある子どもにとって、自分の心を形にして表す一つの手段となります。同時に、子ども自身による外の世界認識の仕方も絵に表現されます。
これらの絵は年齢を重ねていくにつれて、どのように変化していくのでしょうか? もし年齢を重ねていくうちに絵が上手になっていくとしたら、子どもの絵は拙いものなのでしょうか?
今回の模擬授業では、描画を一つの視点として、子どもの心の発達を概観していきます。また、今回の模擬授業のサブタイトルにもなっている、子どもの絵って「ヘタ」なの?かどうかについても考えていきたいと思います。
7月24日 模擬授業
■ 教員紹介
氏名:藤川 浩
専門分野:臨床心理学、犯罪心理学、家族心理学
主な担当科目:臨床心理学特論I、心理アセスメント、人間研究の視点B(心理学研究法)、公認心理師の職責
■ 模擬授業内容
7月24日(日)の心理学部の模擬授業のテーマは「臨床心理学入門~こころを軽くする3つの方法~」です。
人は生きていく上で様々な悩みや苦しみに直面します。しかし、身の回りの家族や友人たち、教師や同級生など多くの人々の思いや助けを支えにしながら、また、自ら問題に懸命に取り組む中で、そうした悩みや苦しみを乗り越え、それらを成長へとつなげていきます。ただ、時として、それらがうまく機能せず、悩みの中に立ちすくんでしまうこともあるでしょう。
臨床心理学は、そのような不適応や苦悩に対して、科学、理論、実践といった領域を統合しながら、それらの成立ちを研究し、問題を予測し、そして問題を軽減、解消することをめざす学問です。これにより、人間行動の適応の調整や人格的な成長を促進することを目的としています。
今回の授業では、心を軽くするための具体的な方法を取り上げながら、この臨床心理学の道案内をしていきたいと思います。
※新型コロナウィルス感染症の影響等により、内容を変更する場合があります。オープンキャンパスの詳細と最新情報は、本学受験生応援サイトにてご確認ください。