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学部・研究科レポート

2022.07.04

メディア情報学部は図書館情報学を専門に学べる数少ない学部です

駿河台大学メディア情報学部は、図書館情報学を専門に学ぶことができます。
何をもって専門に学べる、とするかは難しいのですが、『図書館情報学教育の戦後史』(2015年発行)によれば、日本で「図書館情報学専門課程のある大学」(2013年度時点、前掲書p.921より*1)は全国で25大学、関東に限ると、駿河台大学を含め11大学のみとなっています。

司書資格を取ることができる四年制大学は全国で152大学ある(2022年4月時点,文部科学省ホームページより*2)ことを考えると、非常に少ないことがわかると思います。

このページでは、通常の司書課程を履修する場合と比較して、本学メディア情報学部において図書館情報学専門課程として学ぶことのメリットを紹介します。

メリット1 ゼミナールが開講されている

メディア情報学部には、図書館情報学を専門とする教員が在籍しており、ゼミナールと呼ばれる少人数の専門教育を受けることができます。司書課程で学ぶよりも、丁寧な指導を受けることができるとともに、専門的に学ぶことができます。

メリット2 卒業単位に算入できる

多くの大学では、司書資格を取るための科目は卒業単位に組み込むことができず、専門課程と同時並行で学ぶ必要があります。メディア情報学部では専門科目の一環として司書に関する科目を学ぶため、卒業単位に算入することができます。
司書資格の取得がスムーズになることで、その分ゼミナールの研究や、公務員試験や他の資格の勉強などに時間を割くことができ、効率的に学ぶことができます。

図書館情報学を学ぶことで、この情報が氾濫する社会において、情報をどのように入手、選択し、まとめて活用していくかを理解することができます。経営資源がヒト・モノ・カネ・情報と呼ばれる現代社会において、情報を活用する能力は、図書館司書に限らず、どのような仕事をすることになっても役立つものです。

さらに、メディア情報学部には映像や音響、アニメーション、デザインなどに関する科目も設けられており、図書館情報学と並行して学ぶことで、最新のデジタルメディア・情報にも精通した人材になることが期待できます。

皆さんも、メディア情報学部で図書館情報学を学び、「情報のプロ」を目指しませんか?

6月18日(土)のオープンキャンパスでは、石川賀一講師(専門:図書館情報学、教育学)による模擬授業が行われました。以下のページで模様を確認することができます。
「図書館が提供するサービスとは?」の模擬授業を行いました

7月24日(日)のオープンキャンパスでは、青野正太助教(専門:図書館情報学、公共図書館)による模擬授業が予定されています。ぜひご参加ください。

メディアセンター図書館

*1) 根本彰監修, 中村百合子ほか編著. 図書館情報学教育の戦後史: 資料が語る専門職養成制度の展開. ミネルヴァ書房, 2015,8・1039p.

*2) "司書養成科目開講大学一覧" 文部科学省総合教育政策局地域学習推進課.
https://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/gakugei/shisyo/mext_01602.html

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