4月16日(土)に春の公開講座「加治丘陵の自然観察~花と新緑の丘陵を歩く」が開催され、駿大の里山での自然再生などを手がける伊藤雅道経済経営学部教授が案内役を務めました。今回は大学所有地の森林から連なる加治丘陵の尾根をたどって金子神社まで歩き、休憩後は旧大山街道沿いに駿大の里山まで戻り、大学の看板から遠望を楽しむルートを辿りました。駿大の里山や周囲の加治丘陵ではコナラを主体とする雑木林で新緑が一番美しい時期を迎えており、林床では加治丘陵の春を代表する花チゴユリやシュンランなどが開花していました。当日は晴天にも恵まれ、美しい雑木林が連続する風景に参加者の方々は満足されたご様子でした。
今後も駿大の里山や加治丘陵の変化に富んだ美しい自然を楽しんでいただくために公開講座の企画は続けていきたいと考えています。ぜひご参加ください。次回は11月に秋の自然観察を予定しています。
公開講座にて。新緑の雑木林で里山生態系や丘陵地の地形についての説明を聞きました(2022.4.16撮影)
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