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学部・研究科レポート

2021.03.12

退職される小澤伸光特任教授の最終講義がおこなわれました

 2021年3月5日(木)、2020年度末で退職される小澤伸光特任教授の最終講義が経済研究所の主催によりオンラインでおこなわれました。経済学部(現在の経済経営学部)開設2年目の1991年に着任されて以来、30年にわたる駿河台大学での教員生活の締めくくりとして選ばれたテーマは〈「管理人(かんりじん=administrative man)」として振り返る〉でした。

 講義前半では、「強制では、人材育成はできない。管理者の仕事は、細かなルール作り(micro management)ではなく、組織のメンバーが働きやすい環境作り」、「講義教室も『組織』であるから、管理現象が発現する......『思わぬ一言』が学生を元気づけることもあれば、精神的なダメージを与えることもある」という貴重なメッセージをいただくことができました。また、講義後半では、「大学における経営学系専門教育における社会的・職業的レリバンスの効果を、社会人基礎力・大卒採用選考基準との関係を踏まえて明らかにする」という具体的な研究のお話をうかがうことができました。

 講義中には「教師にだけはなるまいと思った原体験」のお話もありましたが、小澤先生の教え子であるという喜び、小澤先生の同僚であるという喜びを感じたことがあるという人は少なくないことでしょう。小澤先生の今後のご活躍を心より祈念いたします。

 なお、最終講義後半部分は「経営学教育における社会的・職業的レリバンスの効果測定」として『駿河台教育研究』第3号に掲載される予定です。

20210311keizaikeiei_01.pngGoogle Meetを利用して開催された最終講義の様子。
右端が小澤伸光特任教授。その左側は最終講義を主催した経済研究所の所長の大山明男教授(2021.3.5撮影)。



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