今年の桜(ソメイヨシノ)の開花は例年よりかなり早く、3月18日の卒業式の時にちらほら開花し、その後の高温で急速に開花が進みました。そして、3月27日のオープンキャンパスの頃には満開となりましたが、花期は比較的長く続き、取材日の4月6日はまだ花が残っていました。
一方、今のキャンパスは中庭では八重のボタンザクラが開花を始め、珍しい品種の桜スルガダイニオイ(香りが強いのが特徴で、江戸駿河台の武家屋敷にあり、香が強かったことから命名)、ビオトープの脇ではハナズオウの鮮やかなピンクの花が満開に近く、百花繚乱の季節を迎えています。スルガダイニオイとボタンザクラの花がソメイヨシノと同時に見られるのは珍しく、季節の進みが異常に圧縮されている印象を受けます。
中庭に1本だけ生えるスルガダイニオイの花、右写真の背景には花が残るソメイヨシノが見えます(2021.4.6撮影)
(左)ボタンザクラ、(右)ビオトープの傍に咲くハナズオウと加治丘陵の新緑との共演(2021.4.6撮影)
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