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学部・研究科レポート
11月24日オープンキャンパス模擬授業に登場する教員のプロフィールを掲載しました(大松 寛准教授)
次回のオープンキャンパスは11月24日(土)に開催の予定です。
経済経営学部は「企業競争はゲームだ?!~駆け引きと協力の経済学~」のタイトルで大松 寛准教授が模擬授業をおこないます。
そこで、今回は大松准教授の簡単なプロフィールをインタビュー形式で紹介します。
ぜひ駿大オープンキャンパスに、そして経済経営学部の模擬授業にお越し下さい。
Q: 模擬授業でアピールしたいことを教えてください
A: 経済問題や社会問題には、共通の形があります。そこに気が付くと、いろいろな問題が驚くほど似た特徴をもつことがわかります。問題を解決しようと思ったら、そこを解消しないと本当の解決にはなりません。今回はそのためのポイントを紹介したいと思います。
Q: 先生の専門分野をわかりやすく説明してください
A: 私の専門は「産業組織論」と呼ばれます。この「組織」という言葉は、いわゆる「企業組織」などに限定されず、競争や協力の可能性も含めた、企業同士や産業間の複雑な関係を表現しています。教科書に登場する単純な「需要と供給の経済学」を超えて、現実の市場のあり方に一歩踏み込んだ理解を目指すものです。そこでの分析の道具として今回の授業で紹介する「ゲーム理論」が力を発揮します。
Q: 本学ではどんな授業を担当していますか
A: 市場での価格の役割を考える「ミクロ経済学」、市場での企業の競争や独占・寡占の問題を考える「市場と企業の理論」、今回の授業のテーマである「ゲームと情報の経済学」などが主な担当科目です。
Q: 受験生におすすめの本、雑誌、インターネットサイトなどがあれば教えてください
A: 具体的にどうすれば、経済学を使って社会の問題を考えることができるのか知りたい方には、松井彰彦 著『市場って何だろう 自立と依存の経済学』(ちくまプリマー新書)をお薦めします。おなじみの需要と供給の図式のその先を見ることができるはずです。
Q: 高校生へのメッセージがありましたらお願いします。
A: 経済学を学ぶ理由に個人的な利益の追求を挙げる人は多いです。しかし、本来、経済学には、社会のあり方を改善するという役割もあります。そういう目的から経済について学ぶ人がもっと増えてくれるといいですね。
模擬授業に登場した大松准教授
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- 次回のオープンキャンパスは、11月24日(土)です。模擬授業は本文記事でも紹介した「企業競争はゲームだ?!~駆け引きと協力の経済学~」(大松寛准教授担当)です。学部別の個別相談もあります。ぜひお越し下さい。