大きな台風が日本に上陸するなど、今年の9月~10月上旬は天候が不安定でしたが、10月22日は久しぶりに晴天となり、本学第二講義棟の高層階からもすっかり雪化粧した富士山を望むことができました。これから、富士山の眺めを楽しむ季節がやってきます。それに先がけて本学からいったいどのくらい富士山を見ることができるのか、データで見ていくことにしましょう。
担当者が出勤し富士山が見えるかどうかを確認した日数に対し、実際に富士山が見えた日数の割合を月ごとに%で示したのが次のグラフです(2017年度)。3月~9月は概ね10%前後で推移し、特に梅雨時の6月や8月は見えない日が多いようです。5月は「五月晴れ」の言葉もあり、数値はやや増えますが、それでも20%以下です。この季節に残雪の富士山を眺められるのは貴重な機会といえます。
これに対し、10月になると20%を越えはじめ、11月〜2月は50%を越え。特に12月、1月は70%を越えます。これからはまさに富士山を眺めるシーズン到来ということになります。
(左)4月の富士山、まだ残雪に覆われています(2018.4.26撮影)
(右)7月の富士山、わずかに残雪があります(2017.7.5撮影)
(左)10月の富士山、早くも新雪におおわれています(2018.10.22撮影)
(右)11月の富士山、紅葉の最中に雪が積もった希少な風景です(2016.11.25撮影)
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