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学部・研究科レポート

2022.11.25

宮下ゼミで裁判傍聴に行ってきました

法学部助教 宮下 摩維子

8月26日(金)、2年次の宮下ゼミで東京地方裁判所の傍聴に行ってまいりました。春学期中は学生の授業を優先したため、夏休み期間中の実施とし、希望者のみの任意参加としました。

裁判所に入るにあたり各自が手荷物検査を受け、その日に開廷されている事件のリストをゼミ生がチェックします。どの事件を傍聴するか相談し、いよいよ法廷へ!夏休み中でもあり、裁判員裁判が開廷予定だったことなどから、多くの市民が裁判所を訪れており、各法廷には傍聴を希望する人が列をなしていました。当初は午前中で解散の予定でしたが、もっとたくさんの事件を傍聴したいとの学生の希望があったため、お昼を挟んで午後も傍聴を続けました。

春学期のゼミで扱った法律の知識が実際の裁判で争われている様子を目の当たりにし、市民の裁判への意識の高さも肌で感じることができました。コロナ禍で学外での学習の機会が制限されるなかで、紙の上で得た知識を現実の社会のものとして改めて確認することができる貴重な学びの機会になったように思います。

教員としても、通常の90分の時間制限のある授業時間だけでなく、夏休みという比較的ゆっくりとした時間に、学生たちとコミュニケーションを取り、法学の話だけでなく学生生活全般について話をすることは、興味深くも楽しくもありました。

駿河台大学は比較的小規模な大学です。学生と教員との距離も近く、学生が希望すれば様々な活動を企画したり、参加したりすることができます。これからも、感染症対策に気を付けながら、生きた学習を提供する機会を提供できるよう努めてまいりたいと思います。

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