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学部・研究科レポート

2022.12.16

黒木ゼミ・笹岡ゼミの3年生が学生コンペに参加しました

法学部講師 笹岡 伸矢

11月6日(日)に行われた、日本政治法律学会第10回研究大会の2日目に開催された学生政策コンペに、法学部の政治学系ゼミである、黒木ゼミと笹岡ゼミの3年生が参加しました。今回は、「二つの危機と政治・法・政策を考える」というテーマが掲げられましたが、2つの危機とは「コロナ」と「ウクライナ」を指し、コンペではその危機を前にどのような問題が存在し、それに対してどのようなオリジナルの政策を提示できるかが競われました。コンペには、7大学11チームが参加しましたが、本学の両ゼミからはそれぞれAとBの2チームの計4チームが大会に臨みました。今回は、富山県の高岡法科大学で研究大会がおこなわれましたが、4チームは本学に集合して、オンラインで参加しました。いずれのチームも、熱のこもった発表を展開してくれました。
黒木ゼミと笹岡ゼミでは、このような政策コンペに参加することで、学生の探求心を養い、自分たちで考える過程を経て、積極的に外部にて発表をする経験を積んでいます。

以下、参加した学生からの感想を紹介いたします。


法学部法律学科3年 石垣 勇武(黒木ゼミA)

学生コンペで黒木ゼミAグループのリーダーを務めさせていただいた石垣です。私たちのグループは惜しくも賞を取ることを逃してしまいました。しかし、私を含めAグループ全員が限られた時間の中アイデアを出し合い、各々で情報を集めて学生コンペのためのスライドを作成することができたことは、私たちにとってとてもよい経験になりました。惜しむべくは少しばかり情報集めが難航したこともあり、スライドや発表内容にかける時間が取れなかったことです。遡ればいろいろと反省点はありますが、学外の行事に出られたことは普通に大学生活を送っていたらできないことです。貴重な経験をくださった黒木先生には感謝しております。また、黒木先生だけでなく学生コンペの内容を考える上で有益なコメントをくださった笹岡先生や4年生の先輩方には感謝しております。本当にありがとうございました。

法学部法律学科3年 菊地 晃(笹岡ゼミA)

今回参加した学生コンペでは「コロナウイルスによる日本経済への影響」という議題でグループ内で議論し、その中でも旅行業に焦点を絞り私たち学生の視点で政策提言を行いました。今まで政府が行ってきた政策をもとに議論を進め、問題点や今後の課題そしてその2つを解決する一つのパッケージを考え旅行業を支えた代表的な政府の政策であるGoToキャンペーンを行った前後のデータを踏まえ、この政策の効果についてまとめました。どうすれば感染者を増やさずに経済回復を行うかが大きな課題であり、解決するには壁が厚く難しかったです。今回この学生コンペに参加して、様々な意見や学生ならではの考えを共有し、自分たちも深く議題に接することができ普段とは違った経験ができました。難しい問題や授業との両立は難しかったですが、結果的に参加してよかったと私は思いました。

法学部法律学科3年 新井 廉央(笹岡ゼミB)

私たちのグループではウクライナ難民と日本政府の対応について発表しました。最初は全くうまくいかず、話し合いをしても意見がなかなかまとまらないときもありましたが、みんなで協力して特定難民という新しい枠組みを作り、それを受け入れていく政策提言に至りました。私たちのグループは残念ながら入賞とはなりませんでしたが準備や発表を通してグループのメンバーとのチームワークや絆が深まったと思います。
今回、学生コンペティションに参加させていただき、世界情勢の現状と課題について改めて学ぶことが出来ました。また他大学の発表を聴いて私たちにないアイデアについて知ることができ、いい経験になりました。これから社会人となって働いていくうえでプレゼンする機会があると思うので、この経験を将来に生かしていきたいと思います。

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