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学部・研究科レポート

2021.06.10

Let's Enjoy オンライン授業!―vol.1 長谷川裕寿教授 

法学部では、オンライン授業の充実化を目指し、教員一同全力で取り組んでおります。学生のために日々工夫を凝らした授業を展開するなかで、どのような思いで授業に取り組まれているのか、学生への思いを各教員にインタビューしました。初回は、長谷川裕寿学部長のコメントを紹介いたします。

現在、新型コロナウイルス感染防止対策としてハイブリット型講義が行われていますが、対面型とオンライン型、双方のメリットデメリットを教えてください

Zoom等のオンライン会議ツールを利用して、LIVEで授業を行うのであれば、対面もオンラインも大した違いはないと思いますが、録音・録画資料の配信となると、やはり学生の顔が見られないのが寂しいですね。顔を見てわかってくれたな、という手ごたえが得られないのが、最大の難点です。

オンライン授業で意識していること・工夫されていることがありましたら教えてください

現代は視覚優位の社会といわれますので、これまで授業で取り上げる事例を文字ではなく、黒板にヘタな絵を描いて図示してきました。失笑も含めて、それなりに成功を収めたとは思いますが、オンライン授業になって、ネット上で入手できるフリーイラストを利用することにしました。イラストの効果は絶大で、授業内容よりも、イラストに対する感想が寄せられることもあります。

オンライン授業と対面授業で、学生との距離感に差は感じますか

少人数で行うゼミのようなものは、画面越しではあっても、みんなの顔を映し出せるので、お互い表情が読み取れるという利点があります。おそらく学生も教員との距離感はあまり感じないと思いますが、学生同士の会話(コソコソ話)がしづらいので、ゼミ員同士の連帯感の醸成が課題ですね。少人数のグループワークを取り入れると、課題とは関係なく雑談に花が咲いているようですが。

在学生に一言メッセージをお願いします

オンライン授業になると、自由に使える時間が増えるはずです。その時間を、どう利用しますか。昼寝ですか。ゲームですか。アルバイトですか。教員の立場からすれば、「勉強してくれ」と言いたいところですが、「時間」という、万人に平等に与えられている数少ない資源を、どうか有効に活用してもらいたいと思います。

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