今回は、9月21日(土)に実施される模擬授業の中身を、全学の予告編より少しだけ詳しくお知らせします。続きはぜひ、当日の模擬授業でお聞きください!
今年5月、元号が「令和」となりました。「令和」がどのようにして命名されたのか、どのような意味があるのか、ということが、連日テレビや新聞で解説され、わたしたちの大きな関心事となりました。また、「令」や「和」の漢字を自分の名前に持つ人は、きっと嬉しくなって話題にされたことでしょう。
わたしたちの一番身近なものと言ってもよい、「名前」。「名は体を表す」ともいいますから、生まれたときから死ぬまで、切っても切れない関係のものです。
しかし、名前は、自分で選べるものではなく、親から与えられるものです。親が一生懸命考えてつけてくれたことは理解できるのですが、時に、世間の人には理解されにくい名前がつけられることもあります。そうすると、「死ぬまで付き合っていく」には重すぎるパートナーとなってしまうかもしれません。そんなとき、「名前を変える」ことはできるのでしょうか?
逆に、「名前を変えざるを得ない」場合もあります。結婚によって、夫婦は同じ苗字を名乗らねばならず、その場合、夫婦のどちらかが必ず苗字を変えなければなりません。これは費用的にも労力的にもとても大きな負担となります。
このように、名前に関わるいくつかの問題を、「法律的」にお話ししたいと思います。自分の名前が好きな人も嫌いな人も、ぜひ一緒に考えてみましょう。
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