9月21日(土)のオープンキャンパス『模擬授業』予告編
法学部
自分の名前、好きですか? ~名前にまつわるエトセトラ~〔民法〕
担当:草地 未紀 教授
今年3月、18年間付き合ってきた自分の名前を、家庭裁判所に申し立てて変更した青年のことが世間で話題になりました。彼の名前はいわゆる「キラキラネーム」で、日常生活において、彼はたくさんの不便を強いられてきたそうです。
このニュースを見て、「え、名前って変えられるの?」と思った人も多いと思います。もしかしたら、彼と同じような悩みを抱えている人がいるかもしれません。どんなときに、どうしたら、名前を変えることができるのでしょうか。
わたしたちの一番身近な「名前」と「法律」の関係について、他にもいろいろお話したいと思います。自分の名前が嫌いな人も、好きな人も、名前のことをいろいろ考えてみましょう。
9月21日(土)のオープンキャンパス法学部模擬授業・もうひとつの予告編〔民法〕
経済経営学部
システム思考 〜全体像を捉えて問題の解決策を探る〜
担当:海老根 敦子 教授
私たちの社会に起こるいろいろな問題は、それぞれ複雑な背景を持っています。大学では、その本質を理解して、問題を解決する方法を学びます。この模擬授業では、《システム思考》についてご紹介します。
私たちは問題に遭遇したとき、ともすれば表面的な現象に目を奪われてしまいがちです。しかし、それでは本質を見逃してしまい、問題を上手に解決することができません。《システム思考》では、問題の背後で問題を引き起こしている複雑な仕組みに目を向けます。問題の全体像を捉え、根本的な解決策を探っていきます。
ここでは、道路渋滞問題を取り上げます。「道路の渋滞」→「道路の拡張工事」→「道路の容量アップ」→「渋滞の解消」というつながりで問題は終わるのでしょうか。その次に何が起こるのか、皆で考えていきましょう。
9月21日オープンキャンパス模擬授業に登場する教員のプロフィールを掲載しました(海老根 敦子教授)
メディア情報学部
イラストで気持ちを伝えよう!~ビジネスイラスト~[デジタルデザイン分野]
担当:城井 光広 教授
メディア情報学部では、Webデザイン、グラフィックデザイン、アニメーション、映像・音響作品等の制作に取り組みます。
準備の段階で、ラフスケッチや絵コンテを描きながら、また文章でも検討していきます。徐々に具体的な色や形にしていく中で、制作者本人自身がそれでいいのか、修正が必要なのか確認しますが、同時に仲間にも作りたい物や思いを伝えていかねばなりません。
例えば、自分が飼っているかわいい犬がいるとします。頭や耳の形、足の長さ、シッポの大きさ等を思い出してイラストにすれば、ある程度伝わるでしょう。絵が上手く描けなくても、一生懸命思い出せば伝わるのではないでしょうか。
今回は、ゲーム感覚で形や表現したい物を伝えるための基本的なイラストを練習します。気軽な参加をお待ちしています。
心理学部
発達臨床心理学入門―子どもの心のくすり箱―
担当:相馬 花恵 准教授
多くの宿題、SNS上での友達とのやりとり、家族関係の悩み、いつ起こるかわからない自然災害......現代を生きる子どもは、さまざまな場面でストレスを感じています。
子どものストレスは、どのような症状として現れるのでしょうか。そして、そうした子どものストレス症状に対して、どのようなサポートが求められているのでしょうか。
この講義では、子どものストレスに関して、これまでの研究で明らかになっていることの一部をご紹介します。また、子どもの心身の健康をサポートするために、心理学の視点から何ができるのか、どのような点に心を配る必要があるのか、という点についてもお話をします。
スポーツ科学部
なぜ「宝の子」と呼ばれたの?~健康とは何かを考えるために~〔保健体育科教育学〕
担当:平野 和弘 講師
スポーツっていいです。競技力向上を目指し一生懸命に打ち込み、仲間とともに同じ目標に向けて協力しあい切磋琢磨し互いに成長していく。「生きている」という実感が持てます。それも健康であればこそ。
その健康って何でしょう。生まれながらに身体が不自由だった我が子を「宝の子」と呼び続けた母の言葉の理由を探ることで、健康とはなんであるかに迫ります。
母の気持ちをイメージし、共感していくための方法も学びます。共感するために必要な方法を知り、「健康」に過ごすために必要な方法を見つけていきましょう。そこからスポーツと健康のつながりを考えていきたいです。