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学部・研究科レポート

2019.02.21

2018年度「学部デー」を実施しました(8)――東京証券取引所

法学部教授 福田 二郎

 昨年12月22日(木)の「学部デー」において、日本最大の金融取引所である東京証券取引所を見学しました。当日は、施設を紹介するビデオを観たあと、チッカーと呼ばれる1周約50mの巨大な電光掲示板のあるマーケットセンターを見学し、「会社の調べ方、見方」という講義を聞きました。以下では、参加した学生によるリポートをご紹介します。


 東京証券取引所は、日本経済の中心とも言える、兜町・茅場町にあります。ちょうど私は見学に行く前に消費税増税のニュースを耳に挟み、「経済」という広大な分野に興味を持ち始めていました。日常に耳にする「株式」「金融」などの言葉を明確に理解できていないことで逆に関心が湧き、真っ先に私は東京証券取引所を見学場所に選びました。

 手続きを済ませたあとに施設案内のビデオを見ました。東証には、一部、二部、マザーズ、JASDAQという4つの市場が存在し、一部はその名の通り、厳しい審査を通過した企業、二部はそれに次ぐ企業、マザーズとJASDAQは主にベンチャー企業が対象になるようです。

 その後「チッカー」に案内されました。テレビでも見たことのある円筒状の掲示板を目にしたとき、経済に詳しくない私でさえとてもワクワクしました。チッカーには回転速度に8段階も種類があり、取引の量が活発になると、回転も速くなるそうです。

 その他、メディアブースと記者クラブというものがあり、金融・経済ニュースをいち早く世の中に発信しています。その為、企業が上場する際や決算発表をする際などもこの場所が使われ、メディアブースから翌日の新聞などで情報発信が行われます。

 最後に「会社の調べ方、見方」というレクチャーを受けました。内容はとても難しかったですが、これから知っておくべき大切な情報を得る良い機会となりました。

 今回の見学で、経済という分野に一歩足を踏み入れることができ、これから勉強してゆくモチベーションにも繋げられ、とても有意義な時間を過ごすことができました。

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