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学部・研究科レポート

2019.01.12

2018年度「学部デー」を実施しました(5)――東京地方裁判所

 今回は、昨年11月22日(木)に実施した「学部デー」において、東京地方裁判所での裁判傍聴を体験した学生からの報告をご紹介いたします。

法学部法律学科1年 吉田優斗

埼玉県立松山高等学校出身

 私は、「学部デー」を通じて、本物の裁判を初めて見ました。今回は、2件の裁判を傍聴することができました。テレビでしか見たことがない法廷は、検察官と弁護人の応酬や、裁判官の訴訟指揮によりピリピリとした雰囲気があって驚きました。

 私が傍聴した一つ目の裁判は、東京都の迷惑防止条例違反についての痴漢事件でした。被告人はとても申し訳なさそうにしていましたが、同じ罪で何回も逮捕されており、仕事前にお酒を飲んでは電車で犯行を繰り返していました。情状証人としてお母さんが証言していましたが、安定した職に就きながら犯罪をしてしまうことを知り、自分がそうなったらと思うと恐怖を感じました。

 二つ目の裁判は、中国人がより給料の良い仕事に就きたいからと、ブローカーから偽造在留カードを購入し、それを所持していたという事件でした。もし自分がこの被告人と同じ立場だったら、軽い気持ちで同じ犯罪をしてしまうのではないかと感じました。

 今回の「学部デー」では、罪の重さを改めて知ることができました。これから大学で法律についてもっと深く学び、将来自分が犯罪を行わないよう、しっかりと知識を身に着けたいと思いました。

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