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学部・研究科レポート

2018.05.10

5月26日(土)のオープンキャンパス法学部模擬授業・もうひとつの予告編〔民法〕

 5月26日(土)に、オープンキャンパスが開催されます。その日に行われる法学部の模擬授業の中身を、全学の予告編より少しだけ詳しくお知らせします。続きはぜひ、当日の模擬授業で!

キミの名は?!~名前にまつわる法律の話~〔民法〕

法学部准教授 草地未紀

 みなさんは、自分の名前、好きですか? 苗字は、生まれる前から決まっていますが、名前は、ご両親がくれた最初の贈り物、とよく言われますよね。でも、それがあまり好きになれない人もいるのでは......? わたしがこどもの頃は、女子の名前はまだ「子」とか「美」で終わる名前が多くて、自分の名前はなんだかちょっと字もカタイし、可愛げがないし、妹なんてちょっと男の子っぽい名前だし、「ウチの両親、ちょっとヘン?」と思ったことがあります。オトナになった今は、わたしも妹も、「両親には先見の明があったよね」と、感謝していますけど。

 むしろわたしは、苗字が嫌いでした。簡単な字だけど、珍しいので、一度で聞き取ってもらえることはほとんどありません。「キクチさん? クサノさん? え? クサツさん?」「違います! く・さ・ち! 生えている草に、地面の地です!」なんて、電話の向こうの相手とケンカしたことも、一度や二度ではありません。とはいえ、結婚して、ありきたりな苗字に変わってしまってから、「少し、淋しいな」と勝手なことを感じています......。

 さて。よく世間で話題になる、「キラキラネーム」とか、このところザワついている、「夫婦別姓」の問題とか、みなさんは、どの程度関心がありますか? 身近にありすぎて、あまり考えたことがないのでは? そもそも、名前って、「変えられる」のでしょうか。変える自由、変えない自由、あるのでしょうか。5月26日の模擬授業では、いくつかのトピックを紹介しながら、みなさんと一緒に考えてみたいと思います。

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