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学部・研究科レポート

2024.11.05

イギリス提携大学を視察しました(2)

イギリス版ヴェニス

カンタベリーはイギリス・ブリテン島の南東部に位置して、首都ロンドンから特急電車に乗って1時間ほどの距離にあります。街並みに中世の趣を残すカンタベリーは、観光客に人気の地方都市です。その様子は水の都として有名なイタリア・ヴェニスに少し似ています。そして、カンタベリーを象徴する建物がカンタベリー大聖堂です。大聖堂の高い塔は街の至る所から見えるため、塔の位置を頼りにすると自分が今、街のどこにいるのかをすぐに把握できます。

カンタベリー・クライスト・チャーチ大学への語学留学

駿河台大学の学生は、提携校であるカンタベリー・クライスト・チャーチ大学へ短期(3週間)・長期(3か月または半年)の語学留学をすることができます。イギリス留学では、短期、長期ともに英語力を高めるコースに参加します。長期では、それに加えて大学が設置している一部の授業科目を受講することも可能です。カンタベリー・クライスト・チャーチ大学の英語コースでは、受講者が積極的に英語を利用して広く世界で活躍できるようになることを目標として授業が行われています。将来を見据えて英語を利用したい意識のある学生にはぜひ参加してほしい魅力的なコースです。

法学部学生の語学留学体験記

今年の8月に、法学部学生がカンタベリー・クライスト・チャーチ大学へ短期留学をしました。そこで、今回の語学留学の感想を紹介します。
椛本 順哉(法学部法律学科3年 八戸学院光星高校出身)

私が留学をしようと思ったきっかけは、私自身、十数年サッカーを経験してきてイギリスには小さなころから憧れがあったのと、海外の文化や雰囲気がとても大好きで経験してみたい、学んでみたいという気持ちがあったからです。カンタベリーという街はきれいな街並み、親切で陽気な人たちで笑顔があふれている素敵な場所でした。
授業での内容は、主にペアやグループに分かれイギリスの文化などを学んだり、発表したりしました。常に英語が飛び交う空間でとても濃い経験ができたと感じています。クラスは、日本人とアジア圏の人たちで構成されていて、日本人以外の人とはもちろん英語で会話をするため、コミュニケーションをとるのがとても苦労しました。先生は、みんな丁寧に相手をしてくれる人たちばかりで、わかりやすく教えてくれたり、変な英語になっていても修正してくれたりとにかく毎日の授業が楽しくなるような感じでした。たった3週間のコースに参加するだけで、急に英語が話せるようには当然ながらなりません。でも耳が慣れてきて何を言っているのかが要所要所で分かるようになってきました。
休日や放課後には、クラスの友達とロンドンに行ったり、ウィスタブルやドーバーなどの観光地に行ったりしました。日本とは何から何まで違う文化や雰囲気に驚きと感動の連続でした。帰国日が迫るにつれて、まだまだここにいたいという気持ちが強くなっていきました。カンタベリーは留学生が多いことからも優しい人が多かったです。
この留学を通じて、イギリスの文化の良さ、雰囲気、英語を話すことの楽しさや喜びを強く感じました。また、現地で友達となった人たちからもたくさん学ぶことがあり、こうした新しい出会いがあったこともとてもうれしいことでした。この経験を生かして、英語の勉強に一層力を入れて、英語を使えるようになり、世界各国を飛びまわりたい。そして、またカンタベリーで出会った人たちに会いに行きたいと思う。
原稿執筆者:法学部准教授 和田 忍

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