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学部・研究科レポート

2023.04.14

夢をつかんだ先輩に聞く!「心理学部での学びを振り返って」(3)

「心理学部在籍中に資格を取得した」「希望していた業界・職種から内定を得た」など、将来の夢をつかんだ先輩たちは、どんな大学生活を送ってきたのでしょうか。直接、先輩たちのお話を聞いてみましょう!
今回は、法務教官として、法務省東京矯正管区 東日本少年矯正医療・教育センターにご入職された小野正晃さん(2022年度卒業)に、本学での学びを振り返っていただきました。
  • 本学心理学部での学びのなかで、特に印象に残っていることについて教えてください
    私は、高校生の頃から法務省専門職員試験の突破を目指していました。振り返ってみると目指し続けることは容易ではありませんでした。周りは民間企業を目指す人が多く、3年生のうちから内定を得る人もいるなかで勉強を続けることには、かなりの重圧感がありました。そのようななかでも目指し続けることができたのは、心理実習の講義で現場の人の声を聞く機会があったからです。自分の目指す仕事をしている人が現場で感じた生の声を聞いて、不安に思うこともありましたが、それ以上に頑張ろうという決意が強くなりました。心理実習では他にも、医療領域と福祉領域の方の現場の声を聞く機会があり、自分が知ったつもりで知らなかったことを学ぶことができました。
    このように自分の決意を改めたり、知ったつもりでいた知らなかったことを知ったりするのは、現場の人の声を聞く以外にはなかなか得ることができないものではないでしょうか。今後は、私が同じ道を目指している人に自分の経験を伝えていきたいと思います。
  • 公務員試験受験にあたって、本学に入学して良かったと思うことにはどんなことがありますか?
    私は公務員試験の直前でも、比較的焦らず勉強ができていました。それは、学内の公務員講座を2年生の春休みから始め、スタートを切るのが早かったためと考えています。法務省専門職員を目指していても、最初は何から手を付ければ良いかわかっていませんでしたが、「とりあえず」という気持ちで受講を決めました。そこから約1年間、教養試験科目の勉強をすることができたため、専門試験科目は3か月程ゆっくり勉強することができました。他の大学では、3年生の秋になってからようやく講座が始まるところもあるようです。右も左もわかっていない状態でも、早めにスタートを切ることで無事に合格できたのは、公務員講座があってのものでした。
    二次試験(面接)対策については、キャリアセンターによる公務員面接指導で練習しました。一次試験対策では過去問を繰り返したように、面接も回数を重ねることが一番の近道だと感じています。また、法務省専門職員試験の二次試験(面接)対策では、人事院や法務技官を経験されている先生が直接指導をしてくださったので、本番と同じ気持ちで練習することができました。
  • 本学での学びを、今後、どのように活かしていきたいですか?
    駿河台大学心理学部では、公認心理師資格取得に対応したカリキュラムが組まれており、全対応科目を履修することができました。法務教官は、実務経験として公認心理師資格を取得することはできませんが、それらの科目で学んできた知識と経験が活きる仕事です。私がこれから勤務する東日本少年矯正医療・教育センターは、医療少年院であり、病院としても機能しています。そのため、精神疾患や発達障害を持った少年が多く、学んできたことを最大限に活かして仕事をすることができます。これまでの学びを忘れず、これからも学び続ける姿勢で職務を努めたいと思います。

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