駿河台大学ではアウトキャンパス・スタディに力を入れています。大学の教室を飛び出して、まち、職場、森林など、社会の現場に飛び込んで、社会で活躍する方々から直接学び、実際に働き、行動することによって、実践的に社会人基礎力を養います。
今年度のまちづくり実践の環境保全活動では、狩猟をキーワードとして活動しています。大学が立地する飯能市ではニホンジカやイノシシ、ニホンザルなどの獣害があります。特に山間地域ではその被害は甚大です。しかし、その現場について、知っている人はそう多くはありません。本授業では、その実際について、体験的に学んでいきます。
まずは飯能市の原市場地区のわな猟師の方にお話を聞きました。わな猟について詳しく説明をお聞きしたのち、実際にわなをかける様子を教えていただきました。
学生たちの感想です。
・罠の仕掛け方、どのようにして捕まえるのかを学んだ。ただ仕掛ければいいというものではなく、獣道を把握して人の匂いをつけないように注意を払うなど、警戒心の強い獣を捕まえるにはそう簡単なものではないと再確認した。(法学部3年)
・罠を仕掛ける道具や電気柵などを設置するだけでも万を超える相当な金額になることにとても驚いた。さらに、罠や狩猟をする際には免許や市・県の許可が必要で、扱い方にも気をつけなければいけないと知った。(スポーツ科学部3年)
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