大学からのお知らせ: 2010年3月アーカイブ

 2月24日(水)に、学生企画活動として、『飯能市立飯能第二小学校との交流会』が行われました。
 交流会の報告が坂田 宏一郎君(現代文化学部3年)から届きましたので紹介します。

 私たちe-キャップは、2月24日(水)、飯能市立飯能第二小学校の全校生徒(97名)さんとペットボトルキャップを通じての交流会を行いました。
 5・6年生(40名)とは、エコキャップ運動をストーリーとしたキャップアニメーション撮影(テーマ:『キャップのゆくえ』)を行いました。
 小学生の中には、絵の上手な子どもや細かい所まで気にしてくれる生徒さんもいて、とても良い作品が完成する予定です。

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 1年生から4年生(57名)とは、「キャーボー」(透明ケースにペットボトルキャップを入れて蓋をし、外側に色画用紙で目や鼻などをつけたキャラクター)という、私たちサークルオリジナルの工作物を作ってもらいました。小学生はとても発想が豊かで、手足がついているものや帽子を被っているものなど、それぞれ個性があふれる作品に仕上がりました。
 
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参加学生16名

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キャーボー

学生企画活動報告~ボランティア活動発表会~

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 3月13日(土)に学生ラウンジにおいて、学生企画活動として、『ボランティア活動発表会』が行われました。
 発表会の報告が山口新司君( 2010年3月卒業、発表会時は文化情報学部4年)から届きましたので紹介します。

 これまで、私たちボランティア活動団体は、それぞれの団体だけで活動しており、団体同士のつながりや、他のボランティア活動団体がどのような活動を行っているのかお互いに分からないということがありました。
 当日の午前中は、パソコンなどを利用して各団体の発表、午後は、環境整備活動体験と福祉用具を利用した福祉体験を実施しました。
 今回、この発表会を通じて、様々な活動を知り、学生ひとりひとりが、来年の自分のボランティア活動の目標を考えるきっかけとなったように思います。

発表会の目的
・今年度のボランティア活動のまとめと紹介を行うことで、今年度の活動を振り返る。
・他のボランティア団体や一般学生に活動を知ってもらう
・自分が活動している以外のボランティア活動について知る

参加団体
・ボランティアグループ「スターチス」
・環境整備サークル「USポテト」
・エコキャップ運動サークル「e-キャップ」
・ボランティア活動支援室「学生スタッフ」

プログラム
10:30 開会式
10:50~12:00 団体発表(4団体)
休憩
13:20 午後の部開始 
・活動体験(USポテト指導による畑作業)
・福祉体験(車椅子体験など)
14:30 閉会式

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発表風景

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福祉体験

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福祉体験

 3月27日(土)のオープンキャンパスには、多くの方々にご参加をいただきました。本学キャンパスにご足労くださいました高校生・受験生やご家族の方、高等学校の先生方に厚く御礼申し上げます。

 次回のオープンキャンパスは5月15日(土)です。
 オープンキャンパスは、大学・学部選びのポイント、本学の特色や模擬授業、入学試験の概要や面接のポイント等々、全体的な説明から耳寄りな情報に至るまで、駿河台大学の全てを体感できるさまざまなプログラムを用意しています。
 
 事前申込みは不要で、集合時間は、各日程とも、午後1時です。お友達をお誘いの上、是非ともご参加ください。駐車場も完備していますので、ご家族ご一緒に参加していただくこともできます。

 プログラムの内容や模擬授業のテーマなどについては、後日ホームページでお知らせいたします。

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受付では、学生スタッフがご案内します(本日)

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入試対策講座の様子(本日)

 3月27日(土)に行われるオープンキャンパス『模擬授業』の内容をお知らせします。
 オープンキャンパスの集合時間は13時です。事前申し込みは不要です。皆様のご来場を心よりお待ちしています。

法学部
アメリカ憲法-正義について考える-
『"Yes, we can"から学ぶ法律の面白さ-平等の追求- 』
(担当:宮下 紘講師)
 アメリカのオバマ大統領といえば、"Yes, we can"。
 この言葉の意味について、106歳のアン・ニクソン・クーパーさんの物語を紹介しながら考えていきます。そこから見えてくるものとは、アメリカの奴隷制、人種差別の歴史を経て、ようやく獲得した「平等」です。裁判所がそこでどんな役割を果たしてきたのかを一緒に考えましょう。
 
経済学部
企業が採用したくなる人材-経営学-
(担当:小澤伸光教授)

 来年3月卒業する学生の就職活動が第一のピークを終えました。
 有力企業の中には、3月初めでエントリーの受付を終えているところがあります。
エントリーの受付から、企業説明会、適性検査、数回にわたる面接を経て内々定を勝ち取るまで、2月以上の長い期間を耐えていかなければなりません。
 就職活動の早期化・長期化の流れは変わりません。大学入学後どのように過ごすかが就職活動の成果に結びつきます。
 企業が採用したくなる人材を前もって理解していれば、学ぶことの重要性に気づき、自分の持ち味を伸ばし、大学生活を楽しむことができます。
 この講義では、企業が採用選考で重視するポイントとその理由を説明します。
実態が、皆さん常識とはかなりかけ離れていることが分かるでしょう。
 たとえば、あるアンケートでは採用選考で「資格」を重視した企業は0%でした。その理由は何でしょうか。
 あるいは、今年の採用選考で、エントリーシートに「学生時代に経験した失敗とそれをどのように克服したか」を書かせる企業が増えています。なぜ「失敗」を書かせるのでしょうか。
 解答は、講義のときに示します。ご期待ください。

※下の写真はオータムスクール(2009年11月21日実施)の講義風景です。
 
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メディア情報学部
制作実習-CM作りを通じて、メディア情報学部を理解する-

 3コース全てが学べる制作実習を体験することができます。!
 この『模擬授業』は、メディア情報学部で学ぶことになる3つの専門コース、「映像・音響メディアコース」・「図書館・アーカイブズコース」・「デジタルデザインコース」を紹介するビデオクリップを編集し、音楽や文字を入れて、オリジナルCMを作る体験学習を行います。実際にデジタル映像・音声機材に手を触れながら、編集作業を体験し、メディア情報学部全コースの内容を理解することができます。
 実習に当っては、メディア情報学部の専任教員が、参加者のひとり一人に丁寧に指導し、映像編集の基本的なテクニックや、メディア情報学部の専門コースの内容について、わかりやすく説明します。これを体験すれば、本学部の目指す3C、Change(社会人になるための教育改革)、Chance(よりより就職のための機会提供)、Challenge(新分野を指向する教育)をよく理解していただけると思います。

現代文化学部
世界自然遺産とエコツーリズム-観光ホスピタリティ-
(担当:平井純子准教授)
 日本で3番目に世界自然遺産に登録された北海道・知床。「我が国最後の秘境」と称される原始性の高い森では、シマフクロウやヒグマなどの希少生物を含む多様な生物がみられ、川にはシロザケやカラフトマスの溯上、そして流氷の接岸する海ではシャチやトド、ゴマフアザラシなどが生息しています。知床はこれらの多様な生物相により、陸・川・海がつながる豊かな生態系が形成されていることが大きな特徴となっています。
 今回の模擬授業では、世界自然遺産・知床を事例にエコツーリズムとその今日的な課題について考えていきたいと思います。

 心理学部
心理学から犯罪・非行を考える-犯罪心理学-
(担当:川邉 讓教授)

 マスメディアでは、今も昔も、毎日、殺人やら薬物使用やらの犯罪の話題が取り上げられています。そうした犯罪がなぜ起こるのか?どうしてなくならないのか?といったことについて、お話ししようと思います。また、薬物等への依存についても少し触れます。

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皆さんのご参加をお待ちしています!

 バンクーバー・パラリンピックのアイススレッジホッケー日本代表の主将で、銀メダル獲得の原動力となる活躍をした法学部卒業生の遠藤隆行さんが、バンクーバー・パラリンピックの優秀選手に選ばれ、3月21日(日)19:00〔現地〕からウィスラー・ビレッジで行われた閉会式で表彰されました。

 優秀選手には、男・女各1名が選ばれ、日本人の受賞は、夏・冬のパラリンピックを通して、初めての快挙です。

                                             リポート:本学現地特派員

アイススレッジホッケー

アイススレッジホッケー

 3月20日(土)10:00〔現地〕から、バンクーバー・パラリンピックのアルペンスキー競技の最後の種目、スーパーコンビネーション(SC)が行われました。

 男子座位には11カ国から21人の選手がエントリー。日本からはメディア情報学科3年の鈴木猛史くんのほか、森井選手・狩野選手が出場しました。南林副学長を団長とする本学応援団や選手の家族・友人などが熱い声援を送る中、競技が開始されました。

 スーパーコンビネーションは、スーパー大回転と回転の各1本の合計タイムで競う種目で、鈴木くんは前夜、本学スキー部の田部井コーチに「SG(スーパー大回転)で、トップと5秒差以内についていれば、(得意の)回転で十分逆転できる」と話していました。スーパー大回転でトップと4秒44差の好位置につけ、期待の回転に臨みましたが、「少し硬くなっていた」(田部井コーチ)鈴木くんは、合計タイム2分15秒90で5位に入り、今大会2度目の入賞を手にしました。

 バンクーバー・パラリンピックのアルペンスキー5種目全てに出場した鈴木くんは、アルペンスキー日本チームの最年少でありながら、大回転で銅メダルを獲得したほか、スーパー大回転と今日のスーパーコンビネーションでは入賞を手にしました。小学生の頃、テレビ局の取材を受けた際、「パラリンピックで金メダルを取ること」を将来の夢に挙げていた鈴木くん。夢の実現に、確実に近づいていることを証明したバンクーバー・パラリンピックでした。


 また、法学部卒業生の遠藤隆行さんが主将を務めるアイススレッジホッケー日本代表は、同日12:00〔現地〕、強豪アメリカとの決勝戦に臨みました。結果は0-2で敗れたものの、見事銀メダルを獲得しました。

 主将としてチームをまとめ、フェアープレーで攻守に渡り大活躍した遠藤さんが、駿河台大学の卒業生であることは誇りであり、心からおめでとうと感謝の気持ちを伝えたいと思います。


 オール駿大の2人がメダルを獲得するなど、大活躍したバンクーバー・パラリンピックは、明日21日(日)〔現地〕、フィナーレを迎えます。


リポート:本学現地特派員

バンクーバー・パラリンピックSC

バンクーバー・パラリンピックSC

バンクーバー・パラリンピックSC

バンクーバー・パラリンピックSC

バンクーバー・パラリンピックアイススレッジ 

バンクーバー・パラリンピックアイススレッジ

 3月19日(金)、アルペンスキー会場のクリークサイドは、放射冷却の影響で、最高のバーンとなり、無風・快晴の中、競技が始まりました。

 男子座位のスーパー大回転には、40人がエントリー。鈴木猛史くん(メディア情報学科3年)は14番目に滑走しました。鈴木くんは、特にスタートに神経を使い、順調な滑り出しをしましたが、、直前に滑走した選手がゴールエリアで転倒したため、イエローフラッグが出され、よもやのリスタートになってしまい、再度滑走した鈴木くんは1分22秒28のタイムを出し、5位入賞に留まりました。

 地元カナダに負けない大応援団をバックにした日本勢は、今日のスーパー大回転でも快進撃は止まらず、狩野選手が優勝、森井選手が3位に入りました。両選手は昨日の滑降に続き、今大会2つ目のメダルを手にしました。

 明日、3月20日(土)のスーパーコンビネーション(スーパー大回転と回転の各1本の合計タイムで競う種目)で、パラリンピックのアルペンスキーは、全種目を終了します。鈴木くんには、得意とする回転で、納得の滑りをしてもらい、有終の美を飾って欲しいと思います。


父・保さんの話、「猛史の調子はとてもいいと思います。集中していただけに、再スタートは残念でした。気持ちが切れてしまったのかもしれないです。ただ、滑り自体はすごく良かった。今日の滑りができれば、明日のスーパーコンビネーションは期待できると思います」

  リポート:本学現地特派員


バンクーバー・パラリンピックSG    

バンクーバー・パラリンピックSG           

バンクーバー・パラリンピックSG    

バンクーバー・パラリンピックSG

 3月18日(木)〔現地〕、バンクーバー・パラリンピックのアルペンスキー会場のウィスラー・クリークサイドは、風もなく、時折強い日差しが注ぐ中、滑降の競技がスタートしました。

 前日、福島からウィスラー入りしたご両親が見守る中、18番目に滑走した鈴木猛史くん(メディア情報学科3年)は、1分22秒28のタイムで11位に終わりましたが、森井選手が銀メダル、狩野選手が銅メダルを獲得。日本勢の大活躍でメダルセレモニーは大いに盛り上がりました。

 明日19日(金)10時41分〔現地〕からのスーパー大回転(座位)に、鈴木君が出場する予定です。

 また、法学部卒業生の遠藤隆行さん(川越市役所)が主将を務めているアイススレッジホッケー日本代表は、準決勝でカナダを破り、初の決勝進出を果たしました。

                                             リポート:本学現地特派員

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                   応援に駆けつけたご両親と鈴木選手

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 3月16日(日本時間17日) ウィスラー クリークサイド

 やはり期待に応えてくれた!トリノ(4位)の悔しさを内に秘めて4年。ウィスラーで鈴木猛史君(メディア情報学科3年次生)が、アルペンスキーGS(ジャイアント・スラローム・シッティンッグ)で世界の強豪たちを相手に見事、銅メダルを獲得しました!
 大会初日の濃霧の影響で競技日程全体が大幅に変更されて、普段以上のコンディショニングが要求された上にこの日は朝から雨。時折風を伴う強い雨が選手たちの動揺を誘う厳しいコースコンディションの中での競技でした。

 鈴木君の1回目の滑りは1"21'65で3位の好位置をキープ。続く2回目は、雨足が強くなり、心理的にも慎重な滑りになりがちなところを果敢にコースを攻めて1"24'14で滑走、トータル2"45'79で銅メダルを手中に収めました。鈴木君、本当におめでとうございます。

リポート:本学現地特派員

鈴木猛史選手の話し
 -駿大の仲間にひとことお願いします。
 友達や大学の皆さんに支えられて銅メダルを獲得することができました。駿大のキャンパスにメダルを持ち帰ることができて本当に嬉しいです。ありがとうございます。

杜正文スキー部部長(メディア情報学部教授)の話し
 鈴木君、おめでとう。日頃の努力が実って本当に良かった。競技日程の変更により、一番観て欲しい筈のご家族の方に、ここウィスラーで直に勇姿を見てもらえなかったのは残念だけど、週末の競技もあるから引き続き頑張って欲しい。体調と怪我に注意してウィスラーを存分に楽しんでください。

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 *写真:個々の説明は省略しました。現地の感動が少しでも伝われば幸いです。

 アイススレッジホッケー予選初戦

 3月13日(日本時間14日) バンクーバー UBCサンダーバードアリーナ

 アルペンスキー(DH)が荒天のため順延が決定すると同時にクリークサイドをあとにし、朝来たルートを逆戻りして再びバンーバー市内へ。開会式で日本代表の旗手を務めた遠藤隆行選手(2000年本学法学部卒・埼玉県川越市役所)がキャプテンとして率いるアイススレッジホッケー日本代表を応援するためです。競技会場はブリティッシュコロンビア大学-University of British Columbia (UBC)-のアイススケートリンク、サンダーバードアリーナ。駿河台大学も美しく広大なキャンパスを持ちますが、UBCの広さや駐車場のスケールの大きさには驚くばかりです。

 試合は定刻の20時30分に開始。1stピリオドは、両者譲らずの無得点。そして続く2ndピリオド開始早々に決定的な瞬間が訪れました。遠藤選手の放ったショットがチェコ陣営ゴールへ一直線。パックがゴーリーの僅かに横をすり抜け、判定の結果見事にゴール、先制得点を奪いました!(開始から正味15分11秒)

 3rdピリオドはチェコの選手のショットが決まり、一時同点となりますが、38分に石田選手の得点があり、日本は見事予選リーグ初戦を白星で飾り、幸先の良いスタートを切りました。

リポート:本学現地特派員

 JPN-CZE 2-1(0-0、1-0、1-1) 詳しくはこちらこちらで。

(写真、上から)
 試合開始直前の電光掲示板と盛り上がる日本応援団(#01・#02)
 試合の様子(#03)と遠藤選手(#04)
 ゴールをゲットした遠藤選手(No.10)と石田選手(No.23)(#05)
 遠藤選手のゲットの瞬間(#06・#07)
  *席から死角となり、会場のモニターを撮影
 勝利の円陣(#08)と応援席の人々(#09)
 
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 3月14日(日本時間15日) バンクーバー

 初日の荒天の影響により、13日19:50、アルペンスキーの競技日程が急遽大幅に変更されました。当初21日に開催予定だったSL(スラローム)が本日14日11:10の開催となり、アイススレッジホッケー日本対チェコ戦応援のためにバンクーバー市内に戻っている取材班は、もはやこの種目の観戦が不可能に...。

リポート:本学現地特派員


 *日程の変更は次のとおりです(現地時間)。詳しくはこちら
  当初予定・種目   変更後の日程(予定)
  3/13(土)DH→ → →3/18(木)12:33
  3/15(月)SG→ → →3/19(金)13:00
  3/16(火)SC→ → →3/21(日)10:34
  3/19(金)GS→ → →3/16(火)11:02
  3/21(日)SL → → →3/14(日)終了→鈴木猛史君=総合15位(1:56.19)

*追記:その後、更に一部日程変更あり。

 3月13日(日本時間14日) ウィスラー クリークサイド

 アルペンスキーDH(ダウンヒル)応援の為、朝8時にバンクーバーを出発、約120㎞離れたウィスラーへと移動しました。ここはとても有名なスキー場で、ガイドブックによると、八方尾根スキー場のおよそ14倍の広さがあるとのこと。
 アルペンスキーの競技場は、リフトを降りた山の中腹辺りのゲレンデにあり、特設観覧席が設けられています。到着時の天候は曇りで気温0.4℃、中々の寒さです。電光掲示板が示す出場選手リストの中には、"スーパー猛史くん"の異名を持つ本学生の鈴木猛史君(メディア情報学科3年次生)の名前が燦然と輝いています!

 各国の人々で観覧席が一杯になり、応援合戦が盛り上がっていよいよ競技開始の11時30分頃、前日に20㎝以上降った雪でコース整備に影響が生じたのか、スタート時刻が予定の1時間遅れに。その後、みるみるうちに天候が怪しくなり、降雪と濃霧でコースの視界が悪化。15分ごとにスタート時間を遅らせる発表が何回かに亘ってあり、とうとう14時過ぎに競技の順延が決定してしまいました。

 雪がちらつく極寒(主観)の中、吹きさらしの特設スタンドで3時間、今か今かと競技開始を待つことにはなりましたが、自然をも相手に闘う選手たちに改めて敬意を表したいと感じました。
(売店の冷めたホットドッグやピザではなく、温かいおでんと熱燗が欲しかったのも事実です)。

リポート:本学現地特派員

※追記:DHは改めて18日に開催予定。

(写真、上から)
 ウィスラー クリークサイドの街並(#01・#02)
  (#01写真後方に写るゲレンデが競技場)
 電光掲示板に輝く鈴木君の名前(#03)
 ゲレンデが濃霧に(#04)
 小刻みにスタート時間の繰下げ(#05)
 ほぼ満席だった応援席は、徐々に人が減り、最後は地元カナダ、英国、そして日本くらいに(#06)
 そしてとうとう順延決定(#07)
 ゲレンデ全景(#08)

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 3月12日(金)(日本時間13日(土))、2010年パラリンピック冬季競技大会が開幕し、カナダ・バンクーバー市内にあるBCプレイスで盛大に開会式が執り行われました。日本選手団の旗手は、アイススレッジホッケー主将で本学卒業生の遠藤隆行選手(2000年法学部卒)が務め、大歓声の轟く中を堂々と入場、その大役を見事に果たされました。
 バンクーバー市内は桜が満開。地元の方によると、例年この時期が桜の季節とのこと。出場する世界40カ国以上から大勢の人々が集まり、会場付近は熱気に包まれていました。
 明日13日以降、本学としては、特に遠藤選手とアルペンスキーの鈴木猛史選手(メディア情報学科3年次生)の活躍に期待を寄せます。  リポート:本学現地特派員

(写真、上から)
 バンクーバーの街並(#01・#02)
 BCプレイス(#03)
 開会式の模様(#04・#05・#09・#10)
 日本選手団入場・先頭が旗手を務める遠藤選手(#06)
 日本選手団入場(#07・#08)

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 司馬遼太郎の長編歴史小説で、NHKがドラマ化した「坂の上の雲」の英訳本を出版する計画が進んでいます。これまでにも英訳出版の計画は何度かありましたが、実現していません。
 今回は、千葉県松戸市の日本文献出版が、本学現代文化学部教授のポール・マッカーシー教授ら著名な英訳者3人に英訳を依頼、万全の態勢で臨むとのことで、2012年中の出版を目指しています。

 3月16日(火)〔現地〕、ウィスラー・クリークサイドで行われたバンクーバー・パラリンピックのアルペンスキー大回転(GS)で、鈴木猛史くん(メディア情報学科3年)が3位に入り、銅メダルを獲得しました。

 大回転は、雨が降る気象条件の中、競技が行われ、鈴木くんは2分45秒79(2回の総合)のタイムを記録。日本時間で17日(水)午前11時頃からのメダルセレモニーで、悲願のメダルを手にします。

今年度スポーツ特別奨励賞が授与されました

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 3月16日(火)、学長室において、今年度スポーツ競技成績が特に優秀であった学生に、特別奨励賞が授与されました。授与された学生は下記の4名です。
 なお、バンクーバー・パラリンピックに出場中の鈴木猛史君は、出発前の壮行会で授与されています。

経済学部3年 吉田拓君(よしだたく・カヌー部 カヤック )
・日本カヌースラローム選手権大会優勝
・トキめき新潟国体カヌースラローム準優勝

経済学部4年 清水徹郎君(しみずてつろう・カーリング)
・日本カーリング選手権大会優勝
・世界カーリング選手権大会第10位
・パシフィックカーリング選手権大会準優勝
・日本学生支援機構平成21年度優秀学生顕彰事業スポーツ分野奨励賞受賞
(本学における初めての受賞者)

文化情報学部3年 鈴木猛史君(すずきたけし・スキー部 障害者アルペンスキー)
・日本障害者アルペンスキーチーム強化指定選手(ランクA)
・2010年 冬季パラリンピック バンクーバー大会出場

文化情報学部3年 矢澤一輝君(やざわかずき・カヌー部 カヤック)
・トキめき新潟国体カヌースラローム優勝
・日本カヌースラローム選手権大会準優勝

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左から南林副学長、吉田君、成田学長、矢澤君、清水君

学生企画活動報告~障がい者多数雇用企業見学~

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 2月12日(金)に、学生企画活動の一環として、ダストレスチョークメーカーの日本理化学工業株式会社への見学を実施しましたので報告致します。


 今回、この企画を提案した理由は、ボランティア活動を通して何度も障がい者施設に足を運ぶうちに一つの疑問が生じたのがきっかけでした。その疑問というのは、何らかの障がいを持っていようとも、自分達健常者と変わりなく話ができたり、文字が書けたりする人が多いのに、報酬が格段に少ない福祉的就労を余儀なくされていることでした。この疑問を解明し、今後自分達が少しでもボランティア活動を通じてお手伝いをできないかと考え、障がい者雇用率7割を超える日本理化学工業株式会社に見学をさせていただくことになりました。見学を行ったのは、学生7名と教職員2名の合計9名です。

 ここで簡単に日本理化学工業株式会社の紹介をさせていただきます。日本理化学工業株式会社は、昭和48年の重度障害者多数雇用融資制度により作られたモデル工場1号です。全従業員73人のうち、知的障がい者が53人で、「粉のでにくいダストレスチョーク」を作り、国内では30%を占める日本一のチョークメーカーです。知的障がい者を雇用し続けて50年になります。

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 障がい者を雇用した経緯は、近所の養護施設の先生からの「例え、採用が無理でも1週間でいいので、施設の子に、働く喜びや、役立つ幸せを感じさせたい」という要望たったそうです。そして、障がいを持つ2人の少女のたった1週間の就業体験が始まったのです。

 雨が降る日も、風が強い日も、彼女たちは、8時スタートなのに朝7時には、玄関まで来ていたそうです。彼女たちは、朝10時の休み、お昼休み、3時の休みも仕事に没頭して、一切手を休めようとしなかったそうです。

 そんな姿を間近で見ていた社員たちが、社長を動かしました。「私たちは、彼女たちと一緒に働きたい。明日で就業体験が終わってしまいます。正規の社員として採用してください。彼女たちの足りない面は、私たちがカバーします」、そんな社員たちに背中を押され、障がい者の雇用が始まったそうです。

 会社に伺った時も、商工会議所の方や福祉施設の方が見学に来ており、同社の注目の高さを感じました。最初に、会長から会社概要等のお話を聞きし、その後工場見学をしました。工場内では、原料が徐々にチョークの形になっていく様子を具体的に説明いただきました。印象的であったのが、工場内で働く障がい者の方たちの働きぶりが想像していたものよりも機敏で円滑であったことでした。社員一人ひとりにしっかりとした役割があり、仕事に対する真剣な様子は見習うべきものでした。

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 工場見学を通じて、生の現場を体感し、多くのことを学ばせていただきました。そこで一番大切だと感じたことは、「人を工程に合わせるのではなく、工程を人に合わせる」ということです。これが現状に足りないことであると強く感じました。今後、障がい者施設に行った時は、ただ『ボランティア』としてではなく、今回学んだことを一般雇用の促進に向けて、少しでも社会が動いていくようにしていきたいです。本当にありがとうございました。

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 チアダンス部シグナスが、2月21日(日)に開催された「USA Regional Competitions 2010」(神奈川大会)に出場し、3位に入賞しました!惜しくも全国大会への出場権は逃しましたが、初出場ながら3位入賞という結果を出した部員の頑張りに拍手を送りたいと思います。

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 障害者アルペンスキーのワールドカップ最終戦が、3月2日(火)からアメリカ・アスペンで行われ、メディア情報学科3年の鈴木猛史くんが、スーパーコンビネーション(SC)・座位で第2位、スーパー大回転(SG)・座位で第3位の活躍をしました。

 鈴木くんは、「ファイナルでメダルが取れてホッとしています。この調子でパラリンピックも頑張ります」と語り、バンクーバーに弾みをつけました。

 今後、アメリカ・アスペンから直接バンクーバー入りし、選手村で他の選手やスタッフと合流します。バンクーバー・パラリンピックは、3月12日(金)に開会式が行われます。


スーパーコンビネーション表彰式         スーパーコンビネーション表彰式での鈴木くん(左) 【写真提供:堀切功氏】

リーダースセミナーを開催しました

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 3月4日(木)、体育公認団体幹部を対象としたリーダースセミナーを開催し、㈱インダスによる体育系就職ガイダンス、笠原一也氏(日本体育・スポーツ政策学会副会長)による講演会、AED講習会などを実施しました。

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㈱インダスによる体育系就職ガイダンス

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笠原一也氏による講演会

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AED講習会

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