3月27日(土)に行われるオープンキャンパス『模擬授業』の内容をお知らせします。
オープンキャンパスの集合時間は13時です。事前申し込みは不要です。皆様のご来場を心よりお待ちしています。
【法学部】
アメリカ憲法-正義について考える-
『"Yes, we can"から学ぶ法律の面白さ-平等の追求- 』(担当:宮下 紘講師)
アメリカのオバマ大統領といえば、"Yes, we can"。
この言葉の意味について、106歳のアン・ニクソン・クーパーさんの物語を紹介しながら考えていきます。そこから見えてくるものとは、アメリカの奴隷制、人種差別の歴史を経て、ようやく獲得した「平等」です。裁判所がそこでどんな役割を果たしてきたのかを一緒に考えましょう。
【経済学部】
企業が採用したくなる人材-経営学-(担当:小澤伸光教授)
来年3月卒業する学生の就職活動が第一のピークを終えました。
有力企業の中には、3月初めでエントリーの受付を終えているところがあります。
エントリーの受付から、企業説明会、適性検査、数回にわたる面接を経て内々定を勝ち取るまで、2月以上の長い期間を耐えていかなければなりません。
就職活動の早期化・長期化の流れは変わりません。大学入学後どのように過ごすかが就職活動の成果に結びつきます。
企業が採用したくなる人材を前もって理解していれば、学ぶことの重要性に気づき、自分の持ち味を伸ばし、大学生活を楽しむことができます。
この講義では、企業が採用選考で重視するポイントとその理由を説明します。
実態が、皆さん常識とはかなりかけ離れていることが分かるでしょう。
たとえば、あるアンケートでは採用選考で「資格」を重視した企業は0%でした。その理由は何でしょうか。
あるいは、今年の採用選考で、エントリーシートに「学生時代に経験した失敗とそれをどのように克服したか」を書かせる企業が増えています。なぜ「失敗」を書かせるのでしょうか。
解答は、講義のときに示します。ご期待ください。
※下の写真はオータムスクール(2009年11月21日実施)の講義風景です。

【メディア情報学部】
制作実習-CM作りを通じて、メディア情報学部を理解する-
3コース全てが学べる制作実習を体験することができます。!
この『模擬授業』は、メディア情報学部で学ぶことになる3つの専門コース、「映像・音響メディアコース」・「図書館・アーカイブズコース」・「デジタルデザインコース」を紹介するビデオクリップを編集し、音楽や文字を入れて、オリジナルCMを作る体験学習を行います。実際にデジタル映像・音声機材に手を触れながら、編集作業を体験し、メディア情報学部全コースの内容を理解することができます。
実習に当っては、メディア情報学部の専任教員が、参加者のひとり一人に丁寧に指導し、映像編集の基本的なテクニックや、メディア情報学部の専門コースの内容について、わかりやすく説明します。これを体験すれば、本学部の目指す3C、Change(社会人になるための教育改革)、Chance(よりより就職のための機会提供)、Challenge(新分野を指向する教育)をよく理解していただけると思います。
【現代文化学部】
世界自然遺産とエコツーリズム-観光ホスピタリティ-(担当:平井純子准教授)
日本で3番目に世界自然遺産に登録された北海道・知床。「我が国最後の秘境」と称される原始性の高い森では、シマフクロウやヒグマなどの希少生物を含む多様な生物がみられ、川にはシロザケやカラフトマスの溯上、そして流氷の接岸する海ではシャチやトド、ゴマフアザラシなどが生息しています。知床はこれらの多様な生物相により、陸・川・海がつながる豊かな生態系が形成されていることが大きな特徴となっています。
今回の模擬授業では、世界自然遺産・知床を事例にエコツーリズムとその今日的な課題について考えていきたいと思います。
【心理学部】
心理学から犯罪・非行を考える-犯罪心理学-(担当:川邉 讓教授)
マスメディアでは、今も昔も、毎日、殺人やら薬物使用やらの犯罪の話題が取り上げられています。そうした犯罪がなぜ起こるのか?どうしてなくならないのか?といったことについて、お話ししようと思います。また、薬物等への依存についても少し触れます。

皆さんのご参加をお待ちしています!