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知恵の旅人 - インタビュー
これまでの10年、
ここからの10年
卒業生の活躍

伊藤 圭汰

メディア情報学部 2013年3月卒業
映像クリエイター(現 フリーランス)
※登場する人物の在籍年次や所属、活動内容等は取材時(2024年3月26日)のものです。

映像制作に没頭した4年間

1年生の段階から「学生参加による〈入間〉活性化プロジェクト」という授業で映像制作に携わりました。いろいろな取材を行い、それらを一本の映像にまとめ、最終的には自分の作品がケーブルテレビに流れるという経験ができました。今考えると、それらが自分の人生に深く影響を与えていると思います。また、3・4年生のゼミナールでは多くの作品でカメラマンを担当し、さらに映像を作り上げる楽しさにのめり込みました。空いている時間のほとんどを、講義棟1階のメディア工房で活動していたのも良い思い出です。

撮影からポストプロダクション(編集)へ

学生時代は撮影に明け暮れていましたが、縁もあり大手ポストプロダクション(以下ポスプロ)の会社に入社しました。この会社で私はテレビ番組のテロップ(文字)をデザインしたり、画面全体の装飾のデザインをしたりと、同じ映像制作でも在学中とは大きく違う道へ進みました。もともと制作全般に興味があったこともあり、毎日の現場が新鮮でワクワクしていたのを今でも覚えています。特に、自信のあった撮影という分野から新たなポスプロの分野にシフトしたのも、毎日が新鮮に感じられた一因だと今では思います。
仕事の様子

転職と独り立ち

入社から6年経ち、いくつかのテレビ番組を継続して担当するようになっていました。それ以外にもセミナーの講師を務めたりと、一般的には順風満帆だと感じられる会社員生活だと思います。しかし、会社との考え方にズレが生じるようになり、違和感が大きくなっていきました。ポスプロ業界では幾度か転職し最終的にはフリー(独立)になるという流れが多いのですが、それを具体的に意識し始めたのもこの頃です。結果として、自分の考えに合っていた会社へ転職し、そこでさらに腕を磨き、自信がついたタイミング(具体的には2023年4月)で独立しました。
仕事の様子

これからの10年

卒業してからこの4月でちょうど10年になります。よく「あっという間の10年でした」という言葉を聞きますが、私はそうは思っていません。正直なところ、なかなかに長く厳しい10年だったと思います。しかし、この業界を選んだことに後悔というような感情はなく、誤解を恐れずに言えば天職だと感じています。ここからの10年は今までの経験などを踏まえ、「会社から割り振られた仕事」をこなすのではなく「自分だからできる仕事」の幅を広げていく、最終的には自分の会社を立ち上げて理想を共にする仲間と進んでいく、そんな10年にできるように頑張っていこうと思います。

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