知恵の旅人 - インタビュー
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子どもたちのため
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卒業生の活躍
菅野 宙斗
現代文化学部 2023年3月卒業
東京学芸大学 大学院
※登場する人物の在籍年次や所属、活動内容等は取材時(2024年2月15日)のものです。
学習環境に惹かれ、駿河台大学へ
私は、中学生の頃から教師になりたいという目標がありました。そして、大好きな運動・スポーツを通して子どもたちの教育に携わりたいという想いから、保健体育科の教員免許が取得できる大学への進学を希望していました。保健体育科の教員免許を取得できる大学は数多くありますが、飯能の豊かな自然と充実したスポーツおよび学習環境に惹かれ、駿河台大学を志望しました。
スポーツについて専門的に学んだ大学生活
私の大学生活を振り返ると、やはり、新型コロナウイルスに翻弄されていた毎日を思い出します。私が大好きだった運動部活動やサークル活動においては、ほとんどの大会やイベントが中止となりました。
運動やスポーツがない世界は、味気のないつまらないものだったことを今でも鮮明に記憶しています。
しかし、コロナ禍の経験は、運動やスポーツが私たちの生活を豊かにするためになくてはならない文化的な財産であることを自覚する貴重な機会であったとも捉えています。このような思考の転換ができたのは、大学でスポーツについて専門的に学んだからだと思っています。
「人間にとってスポーツとは何なのか」や「運動・スポーツの教育とは何か」、「体育は子どもたちに何を保障する教科なのか」といった命題について科学的に学び、思考できた日々が、コロナという事象に対する私の認識を変化させたと言えます。
そのように考えると、コロナ禍でも私たちの学びの機会を保障してくださった先生方には感謝してもしきれません。
運動やスポーツがない世界は、味気のないつまらないものだったことを今でも鮮明に記憶しています。
しかし、コロナ禍の経験は、運動やスポーツが私たちの生活を豊かにするためになくてはならない文化的な財産であることを自覚する貴重な機会であったとも捉えています。このような思考の転換ができたのは、大学でスポーツについて専門的に学んだからだと思っています。
「人間にとってスポーツとは何なのか」や「運動・スポーツの教育とは何か」、「体育は子どもたちに何を保障する教科なのか」といった命題について科学的に学び、思考できた日々が、コロナという事象に対する私の認識を変化させたと言えます。
そのように考えると、コロナ禍でも私たちの学びの機会を保障してくださった先生方には感謝してもしきれません。
「自分の頭で考える」ことをモットーに
現在は、駿河台大学での学びを引き継ぎ、東京学芸大学の大学院で体育科教育について学んでいます。大学院において、研究を進めていく上で大切なのは「自分の頭で考える」ことだと学びました。
そして、これは教師として授業や学級をつくっていくうえでも同様に大切なことではないでしょうか。他人に答えを求めたり、広く普及しているhow-toに頼ったりすることは簡単ですが、それが本当に目の前の子どもたちのためになるのかと問われると首肯できません。
私は大学院での学びを、将来出会う子どもたちに還元していくために、これからも「自分の頭で考える」ことをモットーに精進してまいります。
そして、これは教師として授業や学級をつくっていくうえでも同様に大切なことではないでしょうか。他人に答えを求めたり、広く普及しているhow-toに頼ったりすることは簡単ですが、それが本当に目の前の子どもたちのためになるのかと問われると首肯できません。
私は大学院での学びを、将来出会う子どもたちに還元していくために、これからも「自分の頭で考える」ことをモットーに精進してまいります。