観る前に読んでみよう!(ラグビー編)

19.09.28

 駿大スポーツも秋リーグが開催され、各種目で熱戦が繰り広げられています。
そこで、「観戦してみたいけれど、ルールがわからず楽しみ方がわからない!」という方のための企画がこちら「観る前に読んでみよう!」です。

昨年にハンドボール、ホッケーをご紹介しましたが、今回は、現在ワールドカップも開催され注目を浴びているラグビーをご紹介します。

バックナンバー:
①ハンドボール編  ②ホッケー編


基本ルール

・ピッチに立ってプレーする選手は1チーム15名、リザーブ(控え)は8名。1チームあたりの登録メンバーは合計23名。

・プレー時間:前後半40分、その間のハーフタイムが15分以下

・得点方法は下記の通り。
  トライ:相手のゴールラインを超えてボールを押さえる方法(5点)
  コンバージョンゴール:トライ後にトライ地点の延長線上でゴールキックを行う方法(2点)
  ※トライとコンバージョンゴールを両方決めると7点を獲得できます。

  ペナルティゴール:相手チームが反則を犯した場合、その地点からゴールキックを行う方法(3点)
  ドロップゴール:ボールを地面にバウンドさせ、弾んだボールをキックしてゴールポストに入れる方法(3点)

合計80分間の試合を終え、より多くの得点を獲得したチームの勝利となります。

  

競技の特徴


〇スクラムとは
 ラグビーといえば屈強な選手たちが密集してぶつかりあう姿が印象的なので、「ラグビーのルールはわからないがスクラムがあることは知っている」という方も多いのではないでしょうか。
 スクラムはノックオン(ボールを落としてしまう反則)、スローフォワード(前方に向かってパスを投げてしまう)など軽度の反則が起こった際に試合をリスタートする方法です。
 基本的にはフォワード8名で構成され、ボールを奪い合います。攻撃の起点となる、試合において非常に大切な要素となっています。

〇「ノーサイド」の精神
 先日までテレビドラマ「ノーサイド・ゲーム」が放映されていましたが、「ノーサイド」とはラグビー用語で「試合終了」を指します。
 試合が終われば敵も味方(SIDE)もなく、みんな仲間であるという意味で用いられる用語で、ラグビーに流れる紳士的な精神を表すものとなっています。
 かつては英語圏でも使用されていた用語でしたが、現在は"Full Time"という用語が一般的に用いられており、「ノーサイド」という単語は日本独自のものとなっています。


今回は大まかなルールを解説させて頂きました。
より深く見ていくと複雑に感じるルールがたくさん存在します。
しかし、少しでもわかる場面が増えると、観戦もより楽しいものになります。ここから少しでもラグビーにご興味を持っていただければ幸いです。

また、ホンダラグビー部様が公開している動画が非常にわかりやすく、楽しくラグビーを知ることができるものとなっております。
下記URLよりご覧ください↓
http://www.honda-heat.jp/rule.html


現在駿河台大学ラグビー部はリーグ戦の最中です。

以下の日程のリーグ戦は本学で開催されます。
ぜひお越しいただきご声援をよろしくお願いいたします。
10/13(日)11:00~ 対 神奈川大学戦
11/3(日) 14:00~ 対 東京農業大学戦
11/17(日)13:00~ 対 東京工業大学戦 20190928_rug_01.JPG