マネージャーにエール!②硬式野球部マネージャー
14.07.08
第2弾は硬式野球部マネージャーの富澤 静さん(写真左・現代文化学部3年・青梅総合高校出身)と澳原 広佳さん(写真右・経済経営学部1年・明星学園高校出身)です。大所帯の硬式野球部をサポートする2人の思うところを話してもらいました。
●マネージャーになったきかっけは何ですか?
富澤)中学から野球部のマネージャーをしていて、高校卒業時に監督や友人から大学でもマネージャー頑張ってと言われて...いつのまにかやることになっていました。駿大野球部には入学式前の4/1から練習に参加していました(笑)。兄が野球をしていたので、幼い頃から毎週土日は野球場が遊び場でした。生まれ変わるなら男になって野球したいです!
澳原)高校で野球部のマネージャーをしていたので、自分らしさを発揮できるかなと思い入部しました。
●実際にマネージャーになってどうですか?
富澤)高校に比べてレベルも高く初めは戸惑いましたが、意外?と選手が優しい人ばかりで徐々に慣れました。
飯泉監督になってからチームの雰囲気が大きく変わり、マネージャーに求められるものも多くなったので、応えられるよう日々頑張っています。
澳原)毎日、楽しいです。辛いことはありません!
●仕事内容を教えてください。
ドリンク作り、ノックのボール渡し、時間管理、洗濯や掃除、連盟の仕事、試合時はアナウンスとスコアです。
●マネージャーの仕事をしていて気を付けていることは?
富澤)忘れないようにメモしたり、言われたらボードにすぐ記入しています。また、遠征の準備を1年生がする際に、こちらでメモを作って必ずチェックするようにしています。忘れて困るのは試合に出る選手なので。
澳原)普段は友達感覚でも、練習中は選手を支えるという意味で1年生にも敬語で接しています。
●マネージャーとしてやりがいを感じる時は?
富澤)時々忙しくて不機嫌になりますが、「静さんがいないと野球部まわっていかないですよ!」と選手に言われると「よっしゃ、やるか!」と思うし嬉しいです(笑)単純ですね・・・。
澳原)野球部に入っていなかったら出会えない他学部の学生と仲良くなれたので良かったです。また、選手から「1年で優勝の祝勝会しようね」と誘ってもらい、同学年に認めてもらえたことが嬉しかったです。
●マネージャーで大変なことや辛かったことは?
富澤)連盟や大学の仕事が一度に重なる時が辛いです。また、最初はマネージャーの先輩がいなく、どうして良いかわからずに部活に行くのが嫌でした。でも、野球が好きなので辞めたいとは思いませんでした。遠征に行った時、同級生の選手が輪の中に入れてくれて距離が縮まり、自分からも話すようにして乗り越えました。それを機に選手が「静ちゃん」から「静」と呼んでくれるようになり、それも嬉しかったです。
澳原)大変なことは特にないです。楽しいことだらけです!なんか悩みない人みたいですね(笑)
●今年のチームは見ていてどうですか?
富澤)選手達で仕事もやってくれるので、マネージャーとしては助かります。強いて言うには仲が良すぎることかなと思います。
●去年と比べて一番変わったところはどこですか?
富澤)雰囲気です。昨年は雰囲気が厳しく、大学だから自由にやりたいという選手もいてチームが少しバラバラしていました。宮崎主将はまとめるのも上手く、接し方が上手です。オンオフの切り替えも上手だと思います。
●チームのアピールポイントは何だと思いますか?
富澤)澳原)仲の良さです。
澳原)イケメンが多いことです(笑)
●イチオシ選手は?
澳原)石澤選手です。イケメンでイチオシです!
富澤)投手の後藤選手です。私はアンダースローが大好きで、高校からすごい投手と知っていたので、大学で同じグラウンドにいるだけで幸せです。性格のイチオシは関選手です。関選手は学年関係なく盛り上げ上手でチームに必要な人材です。マネージャーへの感謝の言葉も上手に伝えてくれます。
●ムードメーカーの選手は?
富澤)澳原)福嶺選手ですね。スベってもめげない所がすごいです。心が強いです(笑)
●マネージャー生活の中で一番印象に残ったことはなんですか?
富澤)東京学芸大学に勝った時、他の選手は盛り上がっていましたが、宮崎主将が隣で「やっと勝てた」とそっと言ったんです。昨年は負けて涙を流していた姿を知っていたので、私も涙が出ました。
●好きな芸能人や好きなものは?
澳原)松坂党利です。
富澤)熱闘甲子園のエンディングです。落ち込だ時は携帯に保存している熱闘甲子園の映像を見て号泣します。何回見ても号泣します。思いっきり泣いて寝て「よしっ!」って頑張れます。
●オフの日は何をしていますか?
富澤)4歳からやっているピアノを弾きます。また、野球も見に行きます。中日ドラゴンズファンです。岡田選手が大好きで中2から応援しています。他大学では国学院大学の新居選手をイチオシで応援しています。
澳原)趣味はお裁縫です。ふざけていないです、本当です!
●自分が選手としてやるならどの競技ですか?
澳原)野球のキャッチャーをやりたいです。選手全員を見渡している感じに憧れます。
富澤)もちろん野球です。
●いつも心がけていることはありますか?
富澤)怒らないで伝えるように心がけています。選手からみたらどうかはわかりませんが(笑)
澳原)ポジティブを心がけています。人前ではめげている姿を見せないようにしています。悩む時は1人で悩みたいので。
●最後に目標をお願いします!
澳原)選手全員をもっと良く知って全員と仲良くなりたいです。
富澤)1部で連盟の仕事がしたいです!
●前回のハンド部マネージャーからの質問です。選手が落ち込んだ時にどうケアしていますか?
富澤)落ち込んだ時は声をかけますが、声をかける選手とそうでない選手に分けています。自分との関わりや、普段の選手同士の会話をよく観察して使い分けています。選手を知るために自分からも関わるようにしています。
●次のサッカー部マネージャーへ質問をお願いします。
疲れてしまってやる気のない時にどうやってモチベーションを上げていますか?
【選手からの"ありがとう" 】
選手ができないことをやってくれて助かります。3年生は人数が少ないですが、富澤マネはずっと支えてくれているので感謝しています。(後藤 凌太 現代文化学部3年・片倉高校出身)
~取材を終えて~
2人とも野球部マネージャーの経験者であっても、常に初心を忘れず「選手達とのコミュニケーション」を第一に考えて仕事をしています。時に厳しくても野球部への愛がある富澤さん、その場を和ませるほんわかした澳原さん、2人のそんなところが選手のハートを掴んで離さないのだと感じました。