2013女子世界フロアボール選手権大会参戦報告

14.02.03

 2013年12月7日~15日の9日間、チェコ共和国・ブルノ/オストラバにて2013女子世界フロアボール選手権大会が実施されました。日本代表チームとして参加した 大山 千里さん(メディア情報学部4年・秋田県立羽後高等学校出身)の参戦報告をご紹介いたします。

 今回の大会には、本学ユニバーサルホッケー部から吉野貴順監督(本学現代文化学部教授)ほか、卒業された先輩4名と学生6名が参加しました。
日本チームは、予選リーグにおいてデンマークに2対11、ドイツに3対6、カナダに3対5と全敗し、予選リーグ4位となりました。さらに、順位決定戦初戦でハンガリーに3対5で負け、最終戦でやっと韓国に5対1で勝ち、最終成績は15位という結果に終わりました。
 初戦でデンマークに敗れましたが、第2戦はさらに格上のドイツ相手に善戦をすることができました。日本チームは最初から果敢に攻め、開始4分で先制点を取り、選手全員が身体を張って守りました。自分の中で今大会中のベストプレーができたと思います。負けこそしたものの、チーム一丸となって戦った試合でした。
 予選リーグ最後のカナダ戦は、連戦の疲労も出始め選手の身体が思うように動かず、ドイツよりも明らかに格下の相手でしたが、失点が続き敗戦となりました。
 順位決定戦のハンガリー戦では、私は先発を任されましたが開始早々失点し、流れを作ることができませんでした。チャンスをものにできなかったことは今でも後悔しています。最終戦の韓国戦では勝利しましたが、決めるべきところを決め切れず、一瞬の判断が失点につながったりと後味の悪い勝利でした。
 今大会を終えて、自分たちより格下の相手に持てる力を100%出し切ること、相手の強さに関係なく自分たちのペースでゲームを進めることが、今後の日本チームの課題と感じました。強い相手に良い試合ができるけれど勝てない、比較的弱い相手には相手のペースに合わせてしまい、いつものプレーができない、という状況が多くありました。相手がどこであろうと、連戦が続こうと、その時自分たちが持てる全てを出し切れるような状態を作れるようにならなければと思いました。私たち若手選手が今回の経験を生かし、次の大会ではより良い結果を残せるように頑張りたいです。
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