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2020.11.20

情報処理教育センターだより(11)~オンライン授業体験記 その1~

1年次必修科目であるコンピュータ・リテラシーⅠ・Ⅱは、基礎的なICTリテラシーの習得および様々な場面で活用できる応用力を身につけることを目標とする実習科目ですが、今年度はすべてオンデマンド型オンライン授業で実施しています。例年とは異なる授業スタイルですが、受講生から見て実際どうなのか? 二人の学生にインタビューしました。(インタビュー実施日:2020年11月19日)

※駿河台大学のオンライン授業は、双方向オンライン型とオンデマンド型の二つのタイプがあります。オンデマンド型は、受講生がそれぞれ都合の良い時間に講義資料や授業動画を見て課題に取り組む形式です。

20201120johoshori_001.JPG 3人でのインタビューの様子

※感染対策に十分留意した上で、写真撮影のためマスクを外しています

相子夏輝さん(経済経営学部1年/埼玉県立飯能高等学校出身)
網匠未さん(経済経営学部1年/栃木県立黒磯高等学校出身)
聞き手・文:太田康友(情報処理教育センター助教)
写真撮影:高山久美子(経営企画課主任)

そもそもなんで駿河台大学を選んだのですか?

20201120johoshori_002.JPG 網さん 網さん: 昨年夏のオープンキャンパスに来て、キャンパスの雰囲気やメディアセンター等の整った設備面に惹かれました。指定校推薦もあったので入学を決めました。

相子さん:観光系の仕事を将来考えていたことと、経済と経営を両方学べるということから、駿河台大学の経済経営学部を選びました。

太田:なるほど。今年はコロナ禍で残念なことになってしまいましたが、素晴らしいキャンパスと充実した設備は本学が自慢できる点のひとつです。是非たっぷり活用して成長につなげて欲しいと思います。では、コンピュータ・リテラシーⅠ・Ⅱのオンライン授業について質問していきたいと思います。せっかくの機会なので、良かったところだけでなく改善してほしいところも遠慮せずに言ってくださいね。

コンピュータ・リテラシーというパソコンを使う実習科目がオンライン授業と決まったことについて、春学期の授業開始前はどう感じましたか?

20201120johoshori_003.JPG 相子さん相子さん:私はパソコンがとても苦手なので、近くに人がいない、友達に気軽に聞くこともできないオンライン授業については、自分だけで本当にできるのかな?と不安でした。

網さん:僕はパソコンは得意な方ですが、教室での対面授業と違って先生からのフィードバックがリアルタイムではないので、自分が間違ったままやっていてもすぐに分からないのではないかと心配でした。

太田:そうですね。オンライン授業では提出物へのフィードバックを小まめに行うことが重要であるということは、全学生対象アンケートからも分かってきています。ちゃんと出来ているのかダメなのか、自分ではなかなか判断できないもんね。オンライン授業の課題チェックとフィードバックはものすごく大変ですが、頑張ります。

実際にコンピュータ・リテラシーⅠ・Ⅱを受講してみてどうでしたか?

相子さん:最初は本当に不安でしたが、駿河台大学情報処理教育センター作成のオリジナルテキストにはひとつひとつ丁寧に手順が書いてあるし、Moodleにアップロードされた授業動画を繰り返し見て学習することができるので、自分のペースで勉強できてとても助かりました。また、『ハマりポイント』が講義資料(動画とPDF)にすべてまとめられているのもありがたかったです。毎週、前回の授業内容についての確認テストがあるので、学習の定着度を確認できるのも良いところだと思います。

20201120_text_example.png 情報処理教育センターオリジナルテキストより抜粋
20201120_text_example003.png 太田助教作成講義資料『ハマりポイント』抜粋
網さん:授業動画の存在は大きいですね。普通の授業だったら、前で先生がぱーっと説明して「はいやってみよう」になるのかなと思いますが、オンデマンド型授業なら動画を再生しながら一緒に作業できます。僕はパソコンは苦手ではないけれどタイピングがあまり速くないので、春学期のWord操作で置いて行かれなくて良かったです。

相子さん:私はパソコンが本当に苦手だったので、高校までの授業ではどうしても置いてきぼりになっていました。私にとってはオンデマンド型のオンライン授業はとても向いていたと思います。

太田:授業動画は家族が寝静まった夜に一人でモニターに向かって無理矢理テンション上げて収録しているので、「自分は一体何をやってるんだろう?」と我に返ることも多いんですけど、皆さんの役に立っているのなら本当に良かったです。心が救われます。

太田:教室での対面授業について補足しておくと、昨年度までのコンピュータ・リテラシーⅠ・Ⅱは「反転授業」で行っていました。教科書の例題を各自で予習しておいて、授業中は確認テストと発展課題に取り組む授業スタイルだったので、自分のペースで学習できる点はあまり変わってないかもしれません。今年のような詳細な説明付きの授業動画はなかったけどね。

(後半へ続く)「情報処理教育センターだより(12)~オンライン授業体験記 その2~

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