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2019.10.17

【資格課程】2019年度 博物館実習実施報告

【実習館】
入間市博物館ALIT・石垣市立八重山博物館・新潟市美術館・埼玉県立自然の博物館・飯能市立博物館・清瀬市郷土博物館・埼玉県立川の博物館・流山市立博物館・上田市立博物館・北海道博物館・八王子市郷土資料館

【実習者】
12名

 学芸員課程では、博物館実習を希望する学生は、実習に行く前年度に実習登録をしてから実習登録ガイダンスに参加します。そこで、自分の希望する実習館への内諾の取り方、実習館決定までの流れを学びます。
 実習の履修要件を満たした学生は、次年度の6月頃、博物館実習の授業中に行われる実習直前ガイダンスで、実習における注意事項や心構えについて学び、実習に備えます。
 今年度博物館実習に行った学生のレポートには、「学芸員の中でも、個人によって仕事内容が異なることや学芸員以外の方々がどのような役割で働いているのか、展示解説の方が解説で工夫している点、入間市博物館において指定管理者制度がどのように取り入れられているのかなど、職員の方から直接話を聞くことで学べたことは非常に大きく、学芸員を目指して学習するうえで貴重な経験になりました。」(メディア情報学部4年生)、「いつもは展示ケースから眺め解説パネルを見るだけだった展示資料が、様々な博物館資料を実際に触れるという貴重な経験で、実習後に博物館来館した際には展示資料の見方が大きく変わりました。総合博物館ともあって集まった実習生は大学・学部は様々で、それぞれ学生の興味関心や専門知識が異なり、グループワークをする中で全員の積極的な意見がとても良い刺激になり吸収できたと思います。」(現代文学部4年生)、「展示に関しても企画運営に関しても、ただ施設を利用している側からではなかなか考えにくいような努力や作業の積み重ねが扉の裏側や地下で行われることによって施設が運営され、そしてお客様へいかに還元していくかという運営の根本や考え方を間近に見せていただいたことは深く印象に残っています。」(科目等履修生)といった内容が記載されていました。

20191017gakugeiin_01.jpg展示体験で使用する作品を確認している様子

20191017gakugeiin_02.jpg展示レイアウト作成の様子

 また、実習館訪問をしていただいた現代文化学部 平井純子教授の訪問記では「博物館実習を行う学生たちは20名ほどおり、その出身大学は地元北海道大学はもちろん、全国から実習に来ており、南は琉球大学からの学生もいるとのことだった。外国籍の学生もみられ、普段の大学の学びでは体験できない環境の中での実習であるとともに、北海道博物館での博物館実習が充実したものであることの証でもある、と感じた。」と述べられている。

 本学では、学芸員の資格取得に必要な要件単位を全て学内で修得することが可能です。しかし、国家資格ということもあり、忍耐力や最後までやり遂げるという強い意志が必要になりますが、講義を受講して専門的知識を付けることが出来ると同時に、実際に作業をしたり、学外へ博物館実習に行ったりと「実学」を学ぶことが可能なため、学内だけでは不可能な深い学びを実現できます。また、メディア情報学部のカリキュラムに属する科目が多いですが、どの学部に所属していても履修することが出来ます。

 博物館実習に行った学生のレポートが記載されている『駿河台大学資格課程 年報』は、本学のホームページ(https://www.surugadai.ac.jp/gakubu_in/kyoiku/shikaku/shikakunenpou.html)に写真等も掲載されており、実際の実習の様子がよく分かると思いますので、興味のある方は一度読んでみてください。

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