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2018.12.18

駿河台大学教養文化研究所主催シンポジウムが開催されました

 12月11日(火)15:00~16:30、第二講義棟4階AVホールにて、教養文化研究所主催シンポジウム「現代社会の変容を考える―フランス現代思想から―」が開催されました。本学名誉教授の本間邦雄氏による基調報告が行われ、コメンテーターにはグローバル教育センターの山下尚一准教授、現代文化学部のJ.Matthews講師が登壇し、活発な意見交換がなされました。

 本間名誉教授は、現代社会の変容について、フランスの都市計画家で思想家のポール・ヴィリリオ Paul Virilio(1932-2018)の打ち出す主要な観点を紹介しながら、今日の世界共通の問題点を論じられました。本間名誉教授は、ヴィリリオの著作の翻訳者でもあり、現代の高速度化、ヴァーチャル世界の蔓延と宗教的信仰といった現代社会の特有な問題について、具体例を示しながらわかりやすく報告がなされました。

 山下准教授は、フランスの哲学者であるジル・ドゥルーズの思想を紹介し、管理社会としての現代社会の特徴について発表しました。また、J. Matthews講師は、現代社会におけるメディアと情報のあり方に注目し、その拡大・発展のはらむ可能性と危険性について発表しました。

 教養文化研究所としては、通算43回目を迎え、会場には約70名の地域の方々や本学教員・学生にお越しいただき、大変盛会に行われました。

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