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2017.06.27

夢はF1ドライバー⑯~経済経営学部 坪井翔~

 経済経営学部4年の坪井翔さんは、TEAM TOM'Sに所属し、世界で活躍するカーレーサーを目指しています。

 一昨年新設されたFIA F4選手権ではシリーズチャンピオン(初代)を獲得し、昨年から全日本 F3選手権に参戦しています。また、今年からは日本を代表するレース"SUPER GT"300クラスにもLEXUS RCFから参戦しているので、こちらもご注目下さい。

 2017年6月24日(土)~25日(日)に鈴鹿サーキットにて行われた全日本フォーミュラ3選手権 第10戦・11戦のレポートが届きましたので、ご紹介します。

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 F3は早くも折り返し地点にきました。他のカテゴリーでは勝てていて、GTでも勝って、スーパー耐久でも2連勝していて、後はF3のみとなっていました。何とかここから挽回していきたいという気持ちは強かったです。

予選

今回は30分予選方式。前回の鈴鹿大会も30分で赤旗が出ていたので、今回も赤旗が出る前にまずはタイムを出そうと1発タイムを出して、その後すぐに予想通り赤旗が出ました。2セット目のタイヤで残り10分を切った所で再度アタックにいきましたが、またも赤旗。アタックが出来ず予選時間が終わりましたが、延長で1周分の時間が与えられ、そこでタイムを出すしかありませんでしたが、きっちりまとめベストタイム、セカンドタイム共にトップタイムで、F3初のポールポジションを獲得出来ました。

Rd10決勝

初めてのポールからのスタート。やはり少し緊張はありましたが、スタートで抜かれなければ勝てる自信はあったので、スタートに集中していきました。慎重なスタートになりましたが、トップで1コーナーを通過出来て、上手く自分でレースをコントロール出来ました。序盤から中盤にかけてはリードを広げていけましたが、後半タイヤが厳しくなったこともあり追いつかれていきましたがポイントをしっかり押さえ抜かれる隙は与えず、トップのままゴール。嬉しい初優勝となりました。

Rd11決勝

このレースもポールからのスタート。前日の雨の影響でレコードライン以外は濡れていました。スターティンググリッドも少し濡れていてスタートは少し滑ると予想され、ポールからスタートする立場の気持ちとしては不安でした。有利だったことは奇数列の方が乾いていたという事です。スタートも決まりトップで1コーナーを通過後、最初の1、2周で逃げられるだけ逃げようとスパートを早々にかけました。結果的にはここでのリードを作れた事が優勝に繋がりました。最後までペースを落とさず安定してタイムを出せて2連勝出来ました。

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 2年目で結果を求められる中、苦しい戦いをしてきました。ようやく勝てました。長かった。遠かった。価値ある1勝が出来ました。ここでの2連勝は大きかったです。ですが、ポイントとしては大きく離されています。ここから勝ち続けなくてはいけないプレッシャーはありますが、まずは勝たないといけないという必要のないプレッシャーからは解放されたので、挽回していきたいと思います。

 次戦は7月8日(土)~9日(日)に富士スピードウェイで行われます。応援をよろしくお願い致します。

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