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「異常」の日本美術史―日本人はどうしてこちらを見ないのか?
2023年11月8日(水)5時限目に、駿河台大学総合研究所教養文化研究部門の3回目のシンポジウム『「異常」の日本美術史―日本人はどうしてこちらを見ないのか?』を開催しました。
本年度はシンポジストに大阪大学日本語日本文化研究センター(CJLC)教授の岩井茂樹先生をお迎えして、ご講演いただきました。指定討論者は、本学の村上大輔経済経営学部准教授と岩橋真知子スポーツ科学部講師が務めました。
「西洋の場合、モナ・リザなど多くの人物が私たちを見てくるのに、日本の人物はほとんど私たちを見てくれません。日本画の人物はどうして私たちを見ないのでしょうか。」という岩井教授の問いかけから講演が始まりました。岩井教授は、日本の人物画を「異常」と「見る」という2つのキーワードをあげながら解説され、総合研究所の所員、学生と一般からの参加者は、岩井教授によるなぞ解きに参加するような知的好奇心を刺激されるシンポジウムでした。
本年度はシンポジストに大阪大学日本語日本文化研究センター(CJLC)教授の岩井茂樹先生をお迎えして、ご講演いただきました。指定討論者は、本学の村上大輔経済経営学部准教授と岩橋真知子スポーツ科学部講師が務めました。
「西洋の場合、モナ・リザなど多くの人物が私たちを見てくるのに、日本の人物はほとんど私たちを見てくれません。日本画の人物はどうして私たちを見ないのでしょうか。」という岩井教授の問いかけから講演が始まりました。岩井教授は、日本の人物画を「異常」と「見る」という2つのキーワードをあげながら解説され、総合研究所の所員、学生と一般からの参加者は、岩井教授によるなぞ解きに参加するような知的好奇心を刺激されるシンポジウムでした。
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美人画
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村上准教授コメント
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岩橋講師コメント
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講演中の岩井氏
参加した学生からは、「美術館で人物画を観るのが楽しみになった」「日本画に興味がわいてきた」「これまで疑問に思っていたことがクリアになった」など、感想も寄せられました。
ご多忙にもかかわらず、遠く大阪から埼玉県の本学にご来校頂いた岩井先生に心より御礼を申し上げます。
ご多忙にもかかわらず、遠く大阪から埼玉県の本学にご来校頂いた岩井先生に心より御礼を申し上げます。