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2016年NHK大河ドラマ「真田丸」の時代考証を務めていた黒田基樹教授が、『徳川家康の最新研究―伝説化された「天下人」の虚像をはぎ取る』(朝日新書、朝日新聞出版、2023年3月)を上梓されました。
書籍名 | 徳川家康の最新研究―伝説化された「天下人」の虚像をはぎ取る |
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著者 | 黒田 基樹 |
出版社 | 朝日新聞出版 |
ISBN | 9784022952097 |
出版日 | 2023年3月13日 |
黒田教授から、ご著書についてのメッセージ
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今年・2023年NHK大河ドラマ「どうする家康」の主人公は徳川家康である。その家康の生涯のうち、少年期から将軍任官による徳川政権樹立までの政治動向について、最新の研究成果をまとめたものである。
徳川家康の研究は、ここ10年ほどで急速に進展をみている。本書はそうした最新研究の成果をもとに、家康の政治動向をたどる内容になっている。今川家との関係はどういうものであったのか、武田信玄との対決の三方原合戦の実態はどのようなものであったのか、長篠合戦を引き起こした大岡弥四郎謀叛事件の実態はどのようなものであったのか。秀吉死後から将軍任官までの過程はどのようなものであったのか。
これまでの家康に関する俗説を排し、真実の家康像に迫っています。