臨床心理学専攻
臨床心理学専攻が目指す人材育成
付属センターや外部機関での実習環境の充実
国家資格である公認⼼理師や公益財団法⼈⽇本臨床⼼理⼠資格認定協会認定の臨床⼼理⼠などの⼼理臨床家の養成を第⼀の⽬標としています。⼼理臨床家の養成には、適切な指導のもとで多くの臨床経験を持つことが不可⽋ですので、付属の駿河台⼤学⼼理カウンセリングセンターでの実習のほか、精神科病院、教育相談機関、福祉施設等の外部機関・施設での実習に特に⼒を⼊れています。
公認⼼理師および臨床⼼理⼠の受験資格取得可能なカリキュラム構成
カリキュラムは公認⼼理師および臨床⼼理⼠の受験資格を得ることができるものとなっていますし、公益財団法⼈⽇本臨床⼼理⼠資格認定協会から第1種指定校の認定を受けています。
臨床⼼理学が主担当となっている専任教員は、精神科医師1名、公認⼼理師7名(うち、臨床⼼理⼠6名、精神保健福祉⼠1名)で、このほか⼼理カウンセリングセンターで臨床指導に当たる助教・助⼿が各1名(いずれも公認⼼理師・臨床⼼理⼠)となっています。
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箱庭療法のイメージ(1)
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箱庭療法のイメージ(2)
カリキュラム
カリキュラムは、「基礎科目群」「基幹科目群」「発展科目群」の3分野から構成されています。 中でも「基幹科目群」は、実務における高度な応用能力と技能を修得できるように、理論と演習や実習とをバランスよく配置しています。そして、専攻ごとに基幹科目群の全科目を必修としたことにより、理論と応用の学習を複数科目の履修によって実現するコースワーク的なカリキュラム体系となっており、学習動機を持続、発展させることができます。
取得学位
修士(心理学)
論文題目一覧
- 青年期における自己愛傾向と友人関係、心理的健康との関係
- メンタルヘルス不調者が休職から復職に至るプロセスの資的研究
- 大学生における躁傾向の研究(うつ傾向および自尊感情との関連)
- 非行少年の社会的包摂に関わる要因の探索的研究(日常的行動(服装・挨拶)と単発的行動(謝罪)に着目して)
- 大学生の過剰適応と本来感の関係(外的適応と内的適応の両方に着目して)
- 性的逸脱行動に至る女性の心理-性産業従事者の手記の質的分析-
- 大学生の精神的健康及び自尊感情と自己像に関する研究-バウムテスト3枚法を用いて-
- 大学生の交際関係における自己の変化と交際相手とのコミュニケーションが関係満足度に与える影響
- 大学生の登校行動に影響を与える要因-レジリエンス・登校回避感情に着目して-
- 大学生における親への認知及び過去の被養護・養護体験と現在の養護性との関連について
- ロールシャッハ・テストから見る青年期の自尊感情の考察
- 青年期後期の恋愛関係における嫉妬時のコミュニケーション反応と愛着スタイルとの関連について