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学部・研究科レポート

2022.12.05

学部DAY実施報告1 卒業生から学ぶキャリアデザイン(3年生)

スポーツ科学部准教授 小丸 超

11月22日、学部DAYが開催され、3年生は「卒業生から学ぶキャリアデザイン」というテーマでパネルディスカッションを行いました。小林奈穂美先生をファシリテーターとし、卒業生として市川紗妃さん(イトマンスイミングスクール株式会社⇒主婦)・西澤諒さん(所沢市立山口小学校)・薄井敦久さん(飯能市役所)・川口泰弘さん(幼児活動研究会株式会社)の4名に登壇していただきました。

卒業生の方々には、学生生活、就職活動、現在の仕事内容など様々なことについてお話しいただき、最後に3年生にエールを送っていただきました。その中で特に印象的だったのは、4名とも「自己分析」の重要性を強調しておられた点です。「自分が将来やりたいことって何だろう? 自分の長所と短所って何だろう? 仕事を選ぶにあたって何を優先すべきなんだろう?」。就職活動とは単に就職先を探すというものではなく、「自分自身と真剣に向き合い(薄井さん)、自分の軸を定める(市川さん)」、絶好の機会ではないでしょうか。

20221129sports_01.pngご登壇いただいた卒業生のみなさん

質疑応答の時間では何人もの学生が手を上げ、卒業生の方々も真摯に答えてくれました。どのようにして就職活動を進めていけばよいのか、面接ではどのように受け答えすべきなのか、不安な気持ちを抱えつつ、なかなか一歩を踏み出せない人も多いと思います。しかし、「自分はどういう人間になりたいのかを考え(西澤さん)、挑戦の気持ちを忘れない(川口さん)」ようにすれば、必ず道は開けるのではないでしょうか。自信を持って語る卒業生の姿は、3年生の背中を優しく押してくれたように感じます。

以下、学生のコメントを紹介します。

スポ―ツ科学部 3年生 井上 柊人
就職活動の進め方について印象に残ったのは、自分の好きなことを仕事にするためには自分をしっかり見つめ直し、自分を知り、自分が何をしたいのかについての「軸」を持つことが大切である、という話です。私は、今、プロサッカー選手になるという目標に向けて、日々の練習やトレーニングを頑張っています。ただ、スポーツをしている以上、怪我や選手を続けることが難しくなった場合のことも考えていかなければいけません。プロサッカー選手以外にも自分のやりたいことを考えたり、いろいろな仕事の知識や情報にも目を向け、将来の仕事の幅を広げていきたいと思いました。

スポ―ツ科学部 3年生 野田 佳宏
私は教員を志望していますが、教員採用試験に合格する自信がなく、一般企業への就職も考えていました。しかし、漠然としか考えることができず、行動ができていません。私は教員以外は特にやりたいことはないのですが、先輩方の話を聞いて就職説明会にまずは行ってみようかなと思いました。また、西澤さんの話を聞き、小学校の教員という道もあるのかなと思いました。臨時採用という制度は知っていましたが、中高の免許を持っていれば小学校で教員ができるということは初めて知ったので、小学校の教員への道も真剣に考えてみようと思いました。

20221129sports_02.png控室でゼミの先生や職員と歓談の様子

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