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学部・研究科レポート
学部DAY実施報告2 「はたかち」カード・ワークショップ(2年生)
スポーツ科学部 専任講師 石川真知子
スポーツ科学部の学部DAYでは、2年生を対象に、「『はたかち』カード・ワークショップ―自分と他者の中にある大切な価値観―」をテーマにした特別授業が行われました。
講師に組織能力研究所代表の作田稔先生をお招きし、将来の仕事やライフスタイルに関する自分自身の価値観に気付き、考えを深めていくワークショップが行われました。
「はたかち」カードとは、キャリア開発や働く上での価値観を探るために開発されたカードです。このカードを使って、どのような状況や環境で働きたいのか、どのような仕事をしたいか、ワークライフバランスをどうしたいかといった、働く上で自分が求めていることを発見し、言語化することに取り組みました。
その後のグループワークでは、「はたかち」カードから見えてきた自分の価値について語り、他者の話に耳を傾けることで、お互いの価値観の違いについての理解も深めました。
今回のワークショップは、参加者にとって、来るべき就活に向けて、自分にとっての生きること、学ぶこと、働くことの意味や意義や価値を考える良いきっかけになったようです。以下、学生の皆さんからのコメントを紹介します。
スポーツ科学部2年 赤澤啓斗
就活のためにまずは自分自身を知り、どのような人間で、どのようなことができるのかということがわかる必要があると思いました。また、理解するだけでなく、欠点を克服することも必要であると思いました。やりたいことを具体的に分析し、ひとつひとつ必要な知識などをつけ、やりたいことへの道筋を鮮明にしなければならないと思いました。「はたかち」カードの結果は、常に周りにひとがいないと叶えられないことばかりだったので、周りの人々に感謝の気持ちをもって接しようと思いました。
スポーツ科学部2年 日髙奨磨
今回の講義では、社会人になったときに目標を持たず働くのではなく、小さなことでも目標を立て、自分のキャリアと向き合うことがどれほど大切かということが分かった。今までの自分は大きな目標を掲げることはあったが、過程に重きを置いていなかったため、目標を達成することができないことが多々あった。「自分のキャリア」を考えるために、細かく達成することができそうな目標を立てようと思った。
スポーツ科学部2年 藤原嘉那士
今回、作田先生の講義を受講して、自分のことを理解して、これから将来にどのように考え行動すればいいかを学びました。将来、自分が仕事だけでなく、趣味や家庭を大切にする思考を持っていたことを「はたかち」カードで知ることができました。
スポーツ科学部2年 安田宏志
キャリアを選択する基準として、「ジョハリの窓」を活用すると良いことがわかった。「ジョハリの窓」は、自分自身でも認識できていない自分、他者から見た自分を知ることができるので、それを今後の進路選択に活用したい。グループワークをしてみて、自分の考えや価値観を再認識することができた。考えを言語化してから話し合いをしたので、自分がどういうことに関心があって、どのようなことを重要視しているのか、あらためて確認することができた。本日使用した資料を参考にしながら、まだ自分自身が認識できていない自分を探し、より良いキャリアを歩んでいこうと感じた。
スポーツ科学部2年 髙橋愛香
大谷選手の話の中で紹介されたジョー・マドンさんの言葉が心に響いた。自分もスポーツをしていて、たまに自主的ではなく、やらされている感があったりするが、やはり1番の動機は自分のためであるし、プレーをする楽しさを忘れてはいけないと思った。スポーツだけでなく、やると決めたことについて、楽しさをみつけることが上手くいくコツだと感じた。このことを忘れずに仕事をしていきたい。