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学部・研究科レポート

2021.11.16

卒業生の声 清水 優希さん

現代文化学部 現代文化学科 2016年度卒業生

都立鷺宮高等学校出身 清水 優希さん

学生時代の様子を教えてください。

学生の頃は、面白いと思ったものは何でも取り掛かる学生でした。しかし、勉強面では苦手なことは逃げてしまっており、成績はあまりいい方ではありませんでした。

先生方からしたら、本当に手のかかる学生だったと思います。そんな私でも、駿大の先生方は見捨てず親身になってご指導してくださりました。特に平井先生には今でも頭が上がらないほどお世話になりました。

4年間の大学生活を通じて、『教師になりたい』という思いは、『教師になる』という覚悟に変わっていきました。本当に充実した毎日でした。

卒業してから教員採用試験に合格するまでの様子を教えてください。

卒業してからは、7月にある教員採用試験に向けて必死に勉強していました。残念ながら2回目の教員採用試験も一次試験で不合格となりました。その後は、荒川区の特別支援教育支援員に申し込み、中学校で働くことができました。

学校現場では学びの場が多く、生徒の実態や、学校運営・生徒理解・部活動・学校行事についてなど、本当に毎日が勉強でした。

空いている時間は教員採用試験の勉強や授業観察をさせていただき、研修を積むことができました。そして、教員採用試験には4回目で無事合格することができました。

必ずとは言いませんが、もし大学4年の教員採用試験で落ちてしまったなら、講師でも非常勤職員でも何でも構わないので、学校現場に身を置くことをお勧めします。

実際に授業をして研修を積むことができたり、生徒への理解を深めることができたり、教員としての資質や能力を高めることができます。また、2次試験の集団面接・個人面接で話せる引き出しを持って臨むことができます。

現在は東京都立晴海総合高等学校で勤務しています。いつか母校である東京都立鷺宮高等学校で働けたらいいなと考えています。

20211116_01.pngお世話になった平井先生と(左が清水さん)

20211116_02.png大学時代の友人らと

教員となった現在の様子、そしてこれからの展望を教えてください。

教員は私にとって天職だと感じています。

もちろん、教材研究や分掌の仕事など大変なことは多くありますが、そんな疲れも生徒の笑った顔をみれば一撃で吹っ飛んでいきます。この先も、元気に!明るく!毎日を楽しんで教師という仕事をやっていこうと考えています。

これからの展望として、やはりやるからには学校長になるまで頑張りたいと考えています。

教育は日々進化しており、来年度からは高校でも移行期間が終わって新学習指導要領になります。学校が積み上げてきた伝統を守りつつも、時代のニーズに合わせた教育活動ができる学校長を目指していきたいと考えています。

この記事を見ている皆さんに一つだけいうならば、『努力した結果は必ず自分に返ってくる』ということです。結果が伴わない努力はありません。PDCAサイクルを自らで回し、教員採用試験に合格してくれればと思います。

20211116_03.png勤務する晴海総合高等学校にて

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