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学部・研究科レポート

2021.12.06

学部DAY実施報告1 金銭教育(1年生)

現代文化学部|スポーツ科学部講師 鵜海 未祐子

昨年はコロナ禍で中止となった学部DAYが11月25日に再開されました。

スポーツ科学部の1年生は、認定NPO法人育て上げネット様、Money Connection®認定ファシリテーターであられる外部講師の先生方のもと、グループワークを通じて、お金・働くこと・生活・自分の将来について学びました。

まず授業の冒頭では、思考を柔らかくする知能ゲーム的なウォーミングアップをおこないました。
仲間と会話をするリラックスムードの中、つぎはワークシートを用いて、毎月の生活費のやりくりを思考実験して記入する作業にすすみました。例えば、1か月20万のお給料を想定して、家賃、光熱費・水道料金、食費、交遊費、生活費などにそれぞれいくら使うかの思考実験をおこない、生活費の配分に自分自身の考えや気持ちをめぐらしていました。
作業過程では、どの部分の支払いを節約するか、重きを置くかを考える中で、各学生の価値づけが明確化され自省化されてゆきました。
学生一人ひとりが、興味深く自分の金銭感覚と向き合っている様子がうかがえました。
あるいは、仮の職業や給料を記したカードが恣意的に学生一人ひとりに配られ、その設定のもとで、給与と正規・非正規雇用の関係性やメリット・デメリットを体感できる授業空間ができあがり、友達同士でお互いの境遇を笑いあう場面もありました。

授業の終わりでは、外部講師の方のCAへの就活・退職やその後の体験談をまじえながら、社会に出るにあたっての考え方や生き方について具体的で貴重なお話を伺うことができました。また企業の採用者側の目線として、スポーツを専門とする学生の強みと弱みについてもご指摘いただきました。

経済的な生活を立てる思考実験を通して、学生一人ひとりが、社会のなかで生きる将来的な自分の姿や可能性に気づく一日となったのではないでしょうか。先生方、貴重な授業をありがとうございました。

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以下、学生の皆さんからのコメントを一部ですが紹介します。


スポーツ科学部1年 川井健跳

今回の講義をきいて、少し貯金しようと思うことができました。毎日ストックがなくなるまで使ってしまうのですが、初任給20万で手持ちに残るのは2、3万と考えると、大学に通っているうちに遊びも大切ですが、毎日、少しでも貯金をしていくことが大切だと強く思いました。思っていたより、一つ一つの税金が高くてビックリしました。


スポーツ科学部1年 原愛歩

私は、もともと貯金を普段から行っているので、お金などの管理はメモをとったりしてできているので、そこまで苦労はしないと思いました。一人暮らしをする上で、生活の色々な面でお金がかかりことが分かったので将来的に正社員になりたいと思いました。遊ぶ時間とお金がちょうどよくなるのが一番生活は安定すると思いました。


スポーツ科学部1年 鈴木悠我

寮生活をしているため、ある程度のお金の出所は分かっていました。しかし税金には頭が回っておらず、今よりもお金がかかるのだと思いました。この先、一人暮らしをした時に意識をしないといけないことがたくさんあるのだと分かり、今後のお金の使い方、稼ぎ方を考えなければならないと思いました。1か月のおおまかなお金の使い道を決めて、生活していきたいと思いました。


スポーツ科学部1年 宮東佑衣

今現在、一人暮らしをしていて、お金の使い方などどのように使えばよいのか分からなかったけれど今回の講義を受けて理解できました。今後、一か月でどれくらい使っていけるのか自分の収入を考えて生活していきたいと思いました。また将来、就職して、結婚してといったように考えたことがなかったことを考えられたのは良かったと思います。子どもが生まれるとお金の使い方は気をつけなければならないと考えました。

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