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スポーツ科学部で取得できる資格紹介(2)第1種衛生管理者

2021/07/17コラム

スポーツ科学部准教授 信太 直己

このコーナーではスポーツ科学部でとれる(受験資格が得られる)資格について紹介しています。今回は、第1種衛生管理者について紹介します。

衛生管理とは

衛生管理者とは、その名の通り衛生を管理するのが仕事ですが、まず衛生とは何でしょうか?「衛」は"守る"という意味を持つ漢字です。お城の衛兵といったら、お城を守る兵士のことを言いますね。次に「生」は生命とか生活といった意味になるでしょうか。つまり、衛生とは生命や生活を守るという意味を持ちます。
前回、保健体育教員免許の紹介をしましたが、衛生は保健と同義語といっても良いでしょうか。保健体育教員は主に生徒に保健を教得ますが、衛生管理者は企業で労働者の衛生を管理します。保健教員の企業版と考えると分かりやすいでしょうか。労働環境のチェック・改善や疾病の予防対策(消毒用アルコールの設置など)を行います。

第1種衛生管理者の1種って?

スポーツ科学部では第1種衛生管理者が取得できると書きましたが、第2種衛生管理者という資格もあります。第2種衛生管理者が怪我や病気の比較的少ない環境(一般作業環境)の職場での衛生管理しか担当できないのに対して、第1種衛生管理者は、第2種衛生管理者の担当可能職場に加え、有害作業環境下での業務(医療、ガス、水道、建築、運送など、化学物質を扱ったり怪我をする危険性が高かったりする業務)を扱う環境の職場でも衛生管理を担当できます。第1種のほうが上位の資格といってよいでしょう。

20210717_01.png図1. 第1種衛生管理者と第2種衛生管理者

お勧めポイント!

衛生管理者の資格取得要件としては、認定校の対応授業の単位を取得することと、その単位を取得した大学学部学科を卒業することです。このため、特に資格試験などを受けなくても取得できることはお勧めのポイントの1つですね。なお、本学での対応授業は以下の10つです。

救急処置法 運動生理学 労働衛生I 労働衛生II
労働安全衛生法I 労働安全衛生法II 労働基準法 解剖生理学
衛生学・公衆衛生学 健康とスポーツの医学

また、衛生管理者は国家資格で、一度取得してしまえば更新手続きなどの必要がないこともお勧めポイントです。

スポーツ科学と衛生管理

オープンキャンパス等で「今はスポーツ科学や保健体育に興味はあるけれどもスポーツ選手になれなかったら将来どうなるの?」という声をよく耳にします。衛生管理はスポーツ科学・保健体育が一般企業で役立つ例の1つですね。
第1種衛生管理者は、50名以上の規模の職場では必ず所持者が必要な資格ですので、持っている(または取得見込み)と就職活動や転職活動で有利になります。スポーツが好きで将来は一般企業で働きたいと思っている方には是非お勧めしたい資格です。この記事を読んでくれた皆さん、駿河台大学スポーツ科学部スポーツ科学科で第1種衛生管理者を目指してみませんか。

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