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学部・研究科レポート

2021.02.05

卒業研究を終えて(1)

現代文化学部4年 佐藤杜登(大森一伸ゼミ)
秋田市立秋田商業高等学校

 私は、「中学校高等学校における体育部活動に関する研究」を卒業研究のテーマにしました。

 最近の部活動では「ブラック部活」という言葉がトレンドになっています。強制的に生徒が部活動に参加したり、教員が部活動による多忙で授業準備をすることができない環境のことを指しています。私は教員志望であり、部活動を担当する可能性もあります。担当した場合に、ブラック部活や生徒・教員・保護者のニーズの違いを無くしたいと思い、今回卒業研究のテーマにしました。

 今回、学習指導要領の表記やスポーツ環境の変化から昔の部活動と今の部活動の違いについて考えました。学習指導要領では自主的・自発的に部活動が行われると表記されていますが、1964年東京オリンピック誘致などによるスポーツ環境の変化から部活動の志向が勝利至上主義に変わり、学校教育と部活動に隔たりができました。その結果、体罰が行われたり指導の専門性を求めるようになりました。このような変化などを踏まえ今の部活動の在り方を示したり、解決策を提案しました。

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 論文を進めていくにあたり大変だったことは、作成途中で教育実習があり、あまり進めることができない時もありました。その遅れを挽回するために教育実習後できるだけ大森先生とオンラインや直接面談を行うようにしました。その結果、期日には余裕をもって終わらせることができました。

 後輩たちには、しっかりと提出期限などのスケジュールを考えて先を見ながら卒業研究を進めてほしいです。そうすることによって余裕をもって論文を進めることができます。最後の最後に追い込んで頑張ろうではなく、先を考え逆算をして余裕をもって論文を進めるようにしてください。また、いき詰まったときにはゼミの先生に相談をして、方向性をしっかりと固めていくようにしてほしいです。

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