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学部・研究科レポート

2021.07.26

公認心理師対応カリキュラム「心理実習」のご報告

2021年6月、公認心理師対応カリキュラムの一つである「心理実習」の学外実習が行われました。今回は、飯能靖和病院の回復期リハビリテーション病棟を見学させていただきました。

実習生たちにとって今年度初めて現場に入る機会であり、期待に胸を膨らませての実習です。当日は、看護師や作業療法士の先生方からご指導いただき、脳卒中や大腿骨頚部骨折などの患者様に対するチームアプローチを通した包括的なリハビリテーション医療の実際を学ばせていただきました。

病棟内やコメディカルスタッフ会議の様子を見学(1)

病棟内やコメディカルスタッフ会議の様子を見学(2)

病棟内やコメディカルスタッフ会議の様子を見学

感染防止対策を万全にして参加することもあって、はじめは緊張している様子だった実習生たちも、病院の皆さまにあたたかく迎え入れていただき、皆熱心に実習に参加していました。

実習に参加した学生たちの「声」を一部ご紹介します。


「コメディカルスタッフ会議や神経心理学的検査の見学、回復期リハビリテーション病棟に関わる多職種の皆さんのお話などから、患者様やそのご家族に心から寄り添い、共感や受容を通じて支援することの大切さを実感することができました。患者様やそのご家族に寄り添った支援を実践していくためには、多職種同士がそれぞれの専門性を理解し、様々な視点を共有することが重要なのだと理解できました。今回の実習で得た経験や新しい視点をもとに、心理職としての役割や、心理的支援を行っていく際の心構えなどについて、今後もより学習を深めていきたいと考えています。」


「心理職がどのような視点から支援を行っていくべきかについてのお話を伺うことができ、私が思っている以上に、心理職は幅広く役割を担うことができると感じました。実習で学んだことを通して、患者様一人ひとりの心理状態や症状をしっかりと把握することで、相手に合った支援を行っていけるようにしたいと考えました。また、新型コロナウイルスなどのイレギュラーな状況の中で、心理職が患者様やそのご家族、病院の職員の方に対して、どのような支援を行っていくべきかについて考えていきたいです。」


この度、保健医療の現場での実習という貴重な学びの機会をくださった飯能靖和病院の皆さまに、心より感謝申し上げます。

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