新年度に入り、早くも1か月が経ちました。4月当初、新入生にとって、授業をはじめとする大学での生活は、何もかもが初めてのことでしたが、一つひとつを体験し、学んでいく中で、次第に「自分のペース」をつかめてきた学生も多いようです。

さて、今回は、4月に実施された新入生セミナーの2日間の様子をご報告します。今年は新型コロナウイルス感染対策を徹底し、クラスごとにパソコン教室に分かれて、実施しました。
初日は、心理学部の専任教員、そして本セミナーをサポートしてくれる先輩たちの自己紹介からスタートしました。オンライン会議ツール（Zoom）を使い、複数の教室から教員およびアドバイザーの先輩たちが代わる代わる自己紹介をしていきます。
その後は、クラスごとに新入生同士が自己紹介をしあいました。次第に緊張がほぐれてきたころ、本日のメインイベントとなる、授業の履修登録指導が行われました。「自分が目指す職業に就くには、どの授業を履修したらよいだろう？」「資格取得のための勉強の時間を確保したい。どんなスケジュールにするのがよいのかな？」...大学での学びを目前に控え、新入生たちからはさまざまな疑問や質問が飛び出します。

少人数のクラスごとにパソコン教室に集合！
感染対策を万全にしたうえでのセミナーとなりました。

ウェブ上でシラバスを確認したり、履修計画をメモしたり...やらなければならない操作が多くて大変！
でも、先生や先輩方がサポートしてくれるので安心です。

最後は、教員や先輩たちにアドバイスを受けながら、納得のいく履修計画を立てることができました！
お昼の時間帯は、公認心理師の資格取得を目指す学生を対象に、ガイダンスも行われていました。こちらも大盛況で、多くの新入生が、夢に向かって心理学を学んでいこうとしている様子が伝わってきました。

記事の最後に、初日のセミナーを体験した学生たちの感想を、一部ご紹介しましょう。

学内オリエンテーションでは、初めてクラスの全員と自己紹介をしたので、もともとSNS等で仲良くなった人もいますが、全体として他人同士という壁はなくなったと思いました。その後の履修登録では、やはり一人では分からないことも多いため、コロナウイルス対策用のパーテーションを挟んでではありましたが会話をしつつ履修ができたので、そこで一気に心の距離が縮まったと思います。
また、教員紹介の時はMeetを使用しての紹介でしたので、オンライン授業でも、このような形式で授業をしてくださるのだと体験することができました。
公認心理師のガイダンスでは、多くの学生が受講しており私自身も資格取得に向けて勉学に励む覚悟を再度することができ、参加してよかったと思いました。

初日が終わって、まずはほっと一安心。さて、2日目はどんな一日になるのでしょうか？次回の記事でご報告します。