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学部・研究科レポート
2019.11.15
特別講演「『心理』の仕事をするということ」が行われました
心理学部1年生を対象として開講している「人間研究の視点」では、年間で数人、心理学を活かして社会で活躍されている方々を特別講師として招聘して、ご講義いただいています。11月8日(金)1時限目は、植松芳信先生に、産業・労働領域、医療領域の心理職の仕事についてお話しいただきました。
植松先生は、企業・組織向けのメンタルヘルスのサービスを提供するアイエムエフ株式会社に所属し、公認心理師・臨床心理士としてご活躍されています。また、病院臨床や大学・看護学校等での教育にも携わっておられます。
そうしたご経歴から、ご講演では、「『心理』の仕事をするということ~心理士の仕事って何だろう?」と題して、産業・労働領域を中心に、具体的な職務内容や現場でのやりがい、ご苦労されていることなどをお話しくださいました。
受講者の中には心理の専門職を目指す学生も多く、現場の実際的な話に、真剣に聴き入っていました。そして、ご講演の中で投げかけられた「支援のために、わざわざ多くの有意な人材や貴重な資源を投入する意味はどこにあるのでしょうか?」という問いには、多くの聴講者がドキっとし、深く考えさせられたようでした。
これから心理士をめざそうとする受講者たちにとって、まだ見ぬ現場における心理職の幅広い働きを知ることのできる機会となりました。植松先生、貴重なお話を賜りまして、ありがとうございました。